2012年4月30日月曜日

コンバージョンレンズ試し撮り その3


価格COMに、このコンバージョンレンズの試し撮り案内を、うっかり書いてしまった。
アクセス稼ぎで書いたわけではないが、予想外のアクセスがあるので、ちょっと責任を感じ
ている^^;

という訳で、訪問いただいた方を落胆させないよう、もう少し詳しく試し撮りをお伝えしたい。
解説好きの性格なので^^; ちょっと長くなるが、最後までそうぞ。


「デジカメ生活を見る」




まず、装着から。(上の写真を参照)
(1)アダプターをレンズにねじ込む
(2)コンバージョンをアダプターの印に合わせ、アダプターの白の刻みまで回しこむ。
    かなりきつめだ。左右どちらでも回せる。
(3)外す時は、この逆。
※レンズフィルターの上に、アダプターを付けると、締まり過ぎて、外しずらくなるので注意。
レンズに付ける方がベター。



再度、マクロコンバージョンの試し撮りからどうぞ。先のスミレの花の例は、小さすぎたので
ツルニチニチソウ(直径3センチくらい)の例をどうぞ。

「14mm(未装着)」

「14mm+マクロ装着」
「20mm+マクロ装着」























次に、フィッシュアイ(魚眼)の例。
フィッシュアイとワイドコンバージョンとの差を確認できるよう、近所の橋で撮ってみた。
フィッシュアイの方が、画角が広い。パナのHPによれば120度である。本当の魚眼
レンズ180度ものと比較すると、ちょっと物足りないかも。三脚不使用。

「14mm+ワイコン装着(35mm換算約22mm)」

「14mm+フィッシュアイ装着」










































デフォルメ効果などを確認。
風景を撮ってもフィッシュアイの特徴がわからない場合があるので、タテヨコのラインの
あるものを撮ってみた。かなり歪むことを確認。

「格子フェンスの例」

「壁タイルの例」











































最後に、実例写真。対象によっては、デフォルメ効果がわかりずらいかもしれない。

「背景の林などが歪んでいる」

「地面と樹木が歪んでいる」


















「まちの風景:ちょっと歪んで面白い」

作例は、「デジカメ生活」にも掲載中。

2012年4月29日日曜日

コンバージョンレンズ試し撮り その2

M公園の北側に出て、橋の上からワイドコンバージョンレンズで野川を撮ってみた。
これも三脚に装着して撮った。


「デジカメ生活を見る」


「14mm(35mm換算28mm)」 


「ワイコン装着(35mm換算約22mm)」









































マクロコンバージョンレンズは、そのまま手持ちで試した。ほぼ撮影最短距離で撮影で
きていると思う。
わかりやすくするため、意図して完全な日の丸構図で撮った。

20mm/F1.7にも付けて撮ってみた。14mmと20mmは、フィルター径が同じなので、装着
可能なのだ。明るいレンズなので、ボケ味がよりマクロレンズらしくなる。いろいろ応用
できそうで、楽しみが増えた。

「14mm(未装着)」





















「14mm+マクロ装着」




















「20mm+マクロ装着」

2012年4月28日土曜日

コンバージョンレンズ試し撮り その1

買った以上は、試さずにいられない。
お昼前から、人出の少ないM公園へ出かけた。公園の駐車場に止めた車から、三脚
を持ち出す。三脚を使うのは、久々なので肩に重い。

レンズキットがなかったので、買ったのは、バラ売りの各レンズを、コンバージョンレンズキット
に仕立てたものである。パナのHPにある本物のセットには、アダプターリングキャップが付属
しているが、買ったものには、これがない。大したものではないだろうから、無くてもしょうがな
いか^^;


「デジカメ生活を見る」


「レンズ、キャップ、アダプター」






















レンズ、キャップ類は、外すと写真のようになる。うっかりすると紛失しそうなので、小物入れ
か何かに入れて管理しないとあぶない。


ワイドコンバージョンレンズのテストは、しっかり三脚に乗せて試した。撮影倍率が0.79なので
14mmレンズに付けると、35mm換算値で約22mmになる。
7D用の超広角シグマ8-16mm(35mm換算12.8-25.6mm)には到底追いつかないものの、写り
は、何ら問題ないので、もう少し広く撮りたいときには重宝しそうだ。

「14mm(35mm換算28mm)」










「ワイコン装着(35mm換算約22mm)」

パナソニック コンバージョンレンズ発売 2


昨日、やっぱり衝動買いでコンバージョンレンズのセットを買ってしまった。
製造量が少ないためか、あまり流通していないようだ。

ちょとアルコールの勢いでヨドバシに寄ったのがいけなかった。セットがなくバラ売り
のものを、強引にセット売りにしてもらい、買ってしまった^^;

アダプター経由でレンズを取り付けるようになっているが、ちょとチープ。
良く見ると、山形工場ではなく、メイドインチャイナだ。まあ、しょうがない。

レンズフィルターをしたまま取り付けると、フィルターとアダプターが締まり過ぎて
取れなくなる可能性がある。本レンズにアダプターを付けた方がよさそうだ。

ちょっと嬉しいのが、20mmF1.7にも付けられたことだ。20mmに広角や魚眼はいらないが
、マクロなら役立ちそうだ。楽しみが増えた。

今日、時間があれば試してみたい。


「デジカメ生活を見る」


「タンポポが咲く処」

2012年4月27日金曜日

パナソニック コンバージョンレンズ発売


26日にいよいよGX1でも使えるコンバージョンレンズが発売された。

マクロ、広角、魚眼がセットになったDMW-GCK1が欲しい。3万円くらいで買えそうだ。
だが、ちょっと迷いもある。

と言うのも、これを買うとGX1の使用頻度がより高くなり、メインのEos7Dの使用頻度
が下がってしまうことがちょっと悩みだ。

昨年GF1を使っている時には、圧倒的に7Dを使ってきた。ところがGX1を買ってから
はいつの間にかGX1を多く使っている。

これは、GX1用の外付けライブビューファインダーの出来が良いからに他ならない。
地面すれすれの位置からでも、ファインダーをチルトさせれば気軽にその体制が
取れる。特に、見え方、サイズがGF1用のファインダーとは天と地の差があるのだ。

しかし、買わずにいると、いろいろな可能性を遮断することになるので、やっぱり
買うべきだろう。とにかく使ってみるしかあるまい。

果たして買うべき時期は、どうすべきか?


「デジカメ生活を見る」


「ニリンソウ」

2012年4月26日木曜日

LUMIX DMC-GF5 その2


最近のデジタルカメラには、オリンパスが始めたカメラ内で写真に特殊効果を施す機能が
付いている。オリンパスでは、アートフィルターと言う。メーカーでそれぞれ名前が異なるが、
オリンパスのアートフィルターが元祖であり、一番有名だ。

パナソニックでは、これをクリエイティブコントロールと言い、所有しているGX1にも8つの
モードが付いている。

なかなか楽しい機能なので、オリンパスのアートフィルターのような劇的効果が得られる
ことを期待してGX1で試してみた。結果は、イマイチだった。

ところがGF5には、14ものモードを付けたという。パナのHPをみると、これまでになく劇的
な効果が得られた実例写真が掲載されていた。

やっとGF5のクリエイティブコントロールで、オリンパスのアートフィルターに近づいてきた
と言えよう。

今後発売されるパナソニックのデジカメには、新しいクリエイティブコントロールが付いて
くると思う。期待したいところだ。できれば、GX1にはウォームアップで提供してくれることを
望みたい。


「デジカメ生活を見る」


「ニリンソウ」

「ニリンソウ」

2012年4月25日水曜日

LUMIX DMC-GF5

パナソニックも新製品を発表している。GF3の後継機GF5だ。
発売日は、今月26日である。

GFシリーズは、非常にコンパクトである。特にGF3からコンパクトになった。コンデジから
レンズ交換式の一眼にステップアップするユーザを取り込んでいる。
価格COMに書き込み数は、少ないものの、パナ製品の中で一番売れているようだ。

GF5は、GF3のデザインをそのまま踏襲。グリップを少し変更しているが、これだけでちょ
と高級感が増した。なかなかいい感じになっている。

センサーの画素は、変更せず約1,200万画素。画素を増やさず、センサー性能を上げて
高感度に強くしたという。好ましいモデルチェンジだと思う。


「デジカメ生活を見る」


「チューリップ」

「さくらとチューリップ」

2012年4月24日火曜日

ニコンD3200 その2


APS-Cフォーマットで約2,400万画素の機種は、ソニーのαNEX-7だ。今年の初めに発売
されている。ソニーは、ニコンにこれまで多くのセンサーを提供してきた。このD3200のセン
サーもαNEX-7と同じものではないかと一部で言われていた。
しかし、ニコンは独自開発であると言っている。

推測であるが、基本設計はニコンがやって、作ったのはソニーでないかと思う。過去にもそ
ういうことがあった。まさかサムスンではあるまい。

D800の例から見ると、かなり高性能なセンサーではないかと思う。センサの出来は、各種測定
結果から見るといつもソニー製が優れているので、そう思える。

過去、ニコンは画素数において、同レベルの機種でキヤノンより少ない画素のセンサーを使
ってきた。高画素ではなく高感度を優先したきたのだ。それが一気にD800、D3200は、前モデ
ルの倍の画素のセンサーを積んできたのだ。
これは、センサーに対して余程の自身があるものと考えられる。恐るべしニコン、いやソニー
か?

キヤノンも高画素におけるノイズの低減策を見つけ手を打たないと、ニコンにやられてしまう。
周回遅れとなっても、次期のモデル更新では、遅れを取り戻す必要があるだろう。
こうなると、益々高画素化へ加速して行く。いったいどうなることか。


「デジカメ生活を見る」


「チューリップと桜」

2012年4月23日月曜日

ニコンD3200


またまたニコンが高画素カメラを発表した。5月下旬から売り出すという。
APS-Cフォーマットで約2,400万画素だ。現行のD3100が1,420万画素なので驚いてしまう。

これまでニコンは、高画素の道は取らず、高感度優先でやってきた感が強い。それが
D800から一気に変身した。どちらかというと高画素だったキヤノンを一気に抜いて来たのだ。

キヤノンKiss X5(1,800画素)の後継機は、まだ未発表なものの、ここまで高画素にはしないだ
ろうと思う。2,400万画素だとフルサイズの5D Marklllの2,230万画素を抜くからだ。

価格COMの5DMarklll掲示板では、キヤノンに対する風当たりが強い。進歩しようとしない
キヤノンのように言われている。

徐々に、キヤノン後継機の身の置場がなくなりつつあるように思う。
Kiss X5の後継機もそうだが、所有している7Dの後継機もどうなることやら。中途半端な
物を出すと一気に叩かれそうな雰囲気である^^;

私的には、現段階でこれ以上の高画素を望まない。しかし、世間では高画素=高画質の
イメージが定着していてどうしようもない。写真から1,500万画素と2,000万画素の区別など
できないというのに。


「デジカメ生活を見る」


「ヤマザクラ 1」
「ヤマザクラ 2」

2012年4月22日日曜日

キヤノンのレンズ 2

キヤノンのLレンズは、一目でわかるようになっている。
レンズの先の方に赤いラインが入っているのである。いわゆる赤いハチマキだ。

これが、撮影地でチラチラ見えると、良い高いレンズを使っているということになり、
他の者にちょっと圧力がかかる。^^;

もう一つキヤノンには、白レンズといわれるものがある。これはレンズの円筒が白い
レンズで、Lレンズの望遠レンズだ。これにも赤いハチマキがある。
所有しているEF400mm F5.6はこの白レンズだ。

キヤノンのLレンズ以外は、ヘボレンズか?と言うとそうでもない。APS-C専用レンズ
には、Lレンズを設定していないが、Lに匹敵するものもある。それ以外でも、写りは
流石キヤノンと思わせるものがある。明るい単焦点は特に素晴らしい。

すべてをキヤノンで揃えればいいが、現実はそうはいかない。
メーカ純正品なら一番安心できるが、日本製のレンズなら何処の物を使っても間違い
はないだろうと思う。本当は、そう思わないとやってられないのだが。^^;


※上段は7D+EF-S17-85mm F4-5.6、下段は7D+タムロンSP70-300mm F/4-5.6


「デジカメ生活を見る」


「八重桜 関山」

「関山の枝先」

2012年4月21日土曜日

関山を撮りに行く

今年も桃色の花、八重桜の関山が咲き始めた。
ところにより咲く時期は、微妙にずれる。

毎年撮っているM公園は、木曜日に8分咲き位いだったので、もう満開を確信して
出かけた。ただ4月の末にしては肌寒い。

慌てて出かけたので、なんとGX1を忘れてしまうという大チョンボ。駐車場でUターン
すべきか悩むが、結局7Dだけで撮って来た。まあ、木曜日がGX1中心だったので
良しとすべきか。

すでに先客が三脚を立て懸命に撮っている。こちらは、花のトンネル全体を撮りた
いが、ちょっと邪魔。もう面倒なのでそのまま、シャッターを押した。

横では、絵を描いている人、酒盛りをしているグループもいた。
この酒盛りグーループが焼き物をやっていて、そこらじゅうに匂いを撒き散らして
いた。
特にイカを焼いた匂いが、一面に広がり、雰囲気をぶち壊し。撮る気も早々になく
なり小一時間で退散。^^;



※上段は7D+17-85mm F4-5.6、下段はGX1+14-45mm/F3.5-5.6


「デジカメ生活を見る」


「八重桜 関山 1」
「八重桜 2」

キヤノンのレンズ


キヤノンのレンズは、構成がわかりやすい。
いわゆるLレンズとそれ以外に分けられる。LレンズのLは(luxury)ラグジュアリーの略で
高級レンズを指す。

Lレンズには、色収差補正等を行う蛍石やUDなどの特殊光学材料が使われいてる。その
写りは素晴らしい。

ただし、Lレンズの価格は高い。ほとんどのものが一本10万円越える。レンズは、写真に
ハマった人の心をくすぐる。キヤノンは上手いヒエラルキーを設定したものだと思う。

Lレンズは、どうしても上手く撮れない、綺麗に撮れないという人の心をくすぐる。
ピンボケはレンズがダメだからだ、やっぱりLレンズだと思わせるようになっているので
ある。



※写真は、タムロンSP 70-300mmで撮ったもの


「デジカメ浪漫を見る」


「園路を歩く人々 1」
「園路を歩く人々 2」

2012年4月20日金曜日

シグマのレンズ 2

シグマ8-16mm F4.5-5.6で、超広角の世界を知った。

8mm(35mm換算12.8mm)のファインダーの中には、凝縮された驚くべき世界が見える。
慣れないと目まいを起こす。

このレンズは、APS-Cフォーマットでは、魚眼を除いて一番広角なレンズになる。シグマ
の意欲作だ。

シグマが現在生産しているレンズ本数は、どのメーカより一番多い。価格COMには237本
の価格が出ている。ニコンが83本、キヤノンが71本、タムロンが68本だから、シグマのそ
の数は圧倒的だ。

シグマの野鳥撮りレンズとしては、50-500mm F4.5-6.3が有名である。EF400mm F5.6を
使っているので持っていないが、EF400を買う時、選択の一つとして考えたレンズだ。
重量が2kg近くあるものの、手ぶれ補正が付いているので、これを手持ちで振りまわす人
も多い。

キヤノンEFマウント用のシグマのレンズの多くは、レンズ内手ブレ補正、レンズ内モータが
付いている。操作上、キヤノン純正との差は小さい。



※写真は、シグマ8-16mm F4.5-5.6の広角側8mm(35mm換算12.8mm)で撮ったもの



「デジカメ生活を見る」


「新緑の林」
「シバザクラとサクラ」

2012年4月19日木曜日

シグマのレンズ


シグマのレンズもキレがあり定評がある。

シグマは、ここ数年はカメラ本体も作り始めたので総合的なカメラメーカーとなった。
カメラのセンサーは、ダイレクトイメージセンサーを使い、シグマ独自の世界をつくり
始めている。
このセンサーの味にとりつかれた人は多く、熱狂的なファンとなっている。

シグマは、各社のマウントに合う多くのレンズをつくってきた。
早くから3/4に参加し、幾つかのレンズを提供している。マイクロ3/4では、最近、
19mm F2.8を投入した。価格が安いので心動かされるものがある。そのうち
買うかもしれない。

現在、使っているシグマのレンズは、一本だけ。EFマウントの8-16mm F4.5-5.6だ。
この超広角レンズを7Dに付けると、8mmは35mm換算で12.8mmの超広角の世界に
なる。ファインダーを覗くと、眼前すべてが入り込み、思わず笑ってしまう。非常に
面白い世界が広がるのだ。


※写真は、パナソニック G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6で撮ったもの


「デジカメ生活を見る」


「桜越しの大温室」

2012年4月18日水曜日

パナソニックのレンズ 3


パナソニックの一眼は、マイクロ3/4規格になってから一気に勢いを増した。レンズも
次々に発表した。

一応、広角7mm(35mm換算14mm)から超望遠300mm(35mm換算600mm)までカバー
されている。単にズームレンズでカバーしているだけでなく、単焦点、魚眼、マクロもある
から、その充実ぶりはなかなかのものだ。

レンズが充実しているので、ミラーレス一眼はマイクロ3/4を選ぶ人も多い。短期間によく
開発したものだと思う。

昨年秋には、動画撮影に適した電動ズームレンズも発売した。いわゆるXレンズだ。今の
ところ個人的には、使う気にならないが、ファンを獲得しつつある。

パナのカメラとレンズに望むことは、ロゴを少なくして欲しいことだ。ロゴの多さは、掲示板
でも時々話題になっているが、説明的で不用なロゴが多い。これが家電的であり、装飾的
であり、逆に高級感をスポイルしている。

いずれ省く美学を知り、高級感の演出に長ければ、もっとユーザを獲得できると思う。


「デジカメ生活を見る」


「桜と四阿」

2012年4月17日火曜日

パナソニックのレンズ 2

パナのレンズでプロからも高く評価されるレンズは、ライカ名の付いたレンズだ。
当初パナから発売されるレンズは、すべてライカ名が付いていた。

マイクロ3/4の展開を始めてから、ようやく独自のレンズを出すようになってきた。
これはユーザからの要望によるものだ。

ライカ名が付くと高価になることから、多くのユーザが要望を寄せたのである。それは、
パナの名前だけでも、良いものなら買うというユーザの意思表示であった。
実際、発売されたGレンズは、ライカ名がなくても高い評価を得ている。

現在、パナのレンズを4本持っている。ライカ名は付いていないけれど、どれも開放
からしっかり写る良いレンズである。

掲示板を見ると、オリンパスのユーザがパナのレンズを使っている旨の記載がよく出て
くる。オリンパスのレンズもズイコーの名で知られていて良いものが多いのに、パナの
レンズを使うということは、それだけ良いものが多いということの証になる。


「デジカメ生活を見る」


「散るさくら道」

2012年4月16日月曜日

パナソニックのレンズ



カメラを本格的に始めた最初のカメラは、パナソニックの高倍率ズーム機FZ30だった。
当初、パナソニックのカメラは全く予定に入っていなかった。

とにかく野鳥を撮りたいと思い、価格COMの掲示板でニコンやキヤノン、ソニーのカメラの
スペックを比較しているうちに、パナのFZ30を知った。

はじめは、パナソニックであることに抵抗があった。
掲示板で調べてみると、パナは古くからプロ用のビデオカメラをつくっていて、古くからの
レンズメーカであること。かのライカと共同してスチール用のレンズをつくっていること、
レンズ制作の本拠地は、山形にあり国産であることなどを知った。また、センサーを自社
開発していることなども知った。

そうした情報を仕入れると、パナのFZ30が素晴らしいものに思え、迷いが消えた。
実際FZ30は、ややノイズは多かったものの、なかなか良いカメラだったと思う。多くのファン
もいた。

一眼レフを買う時には、流石にパナを選択せずキヤノンになったが、ミラーレスはパナの
GF1を買った。今はGX1になり、お気に入りカメラになりつつある。

パナソニックのレンズは、価格COMの掲示板でユーザの評価が高い。ほとんどが絞らなく
ても開放から使えるからである。一時、デンキ屋のカメラと揶揄されたことも、今は消えつつ
ある。


「デジカメ生活を見る」


「園路 1」
「園路 2」

2012年4月15日日曜日

再び植物園へ

急に下がった気温のせいで寝冷えしたのか?頭痛と喉の痛みのまま、カタクリを
もう一度確かめたくて神代植物公園へ行った。二週続けては、面白みに欠けると
思ったが、一週間で園内は、様変わりしていた。

ソメイヨシノは、ほとんど散っているが、枝垂れ桜が満開、桃が5分咲き程度、シバ
ザクラが満開、ヤマブキもほぼ満開という具合で、なかなか面白かった。
中でも散ったソメイヨシノの花弁が地面を覆い、絵になっていた。

天候に恵まれたいい年であれば、桃、ソメイヨシノ、枝垂れ桜がほぼ同じ時期に咲き
、見応えがあるのだが、今年は少しずつ時期がずれた。ちょっと残念。

目当てのカタクリは、どうも先週がピークだったようで、数株のみ咲いていた。もうこれ
で最後だろう。

デジカメ生活側に乗せたカタクリの写真は、先週撮ったものより立体感がある。ちょと
タムロンレンズの特徴が出ているだろうか?
写真は、順光すぎると平面的な絵になる。今日撮ったカタクリの方が逆光気味なので
立体感が上手く出た。


「デジカメ生活を見る」


「花弁の園路 1」

「花弁の園路 2」

タムロンのレンズ 2

人によっては、そのカメラメーカー以外のレンズを否定する人もいる。はじめて、タムロン
を買う時には、確かに迷いはあったものの、プロがそのレンズで撮った作品を見ていたの
で、納得して買った。

最初に買ったのは、90mmマクロである。このレンズは、多くのプロが推奨している。開放
から使えるボケの美しいレンズだ。実際ほとんど開放で使っている。

ただし、欠点がある。AF動作が遅い。場合によっては、合わないことがある。
それでも、手放せない。AFは遅くとも楽しいのだ。

次に買ったのが180mmマクロ。これも好きなプロが使っていることから、買った。
写りは、90mmマクロに劣らない。
被写体からの距離が稼げるので、昆虫撮影にピッタリだ。これもAFは遅い。それでも
いいレンズだ。

望遠ズームの70-300は、昨年買った。コスパに優れたレンズである。買ってからしばらく
使った後、ピント精度の調整をメーカーにお願いした。これで、一段とキレが良くなった。

タムロンは、最近マイクロ3/4に参加した。ぜひ、パナやオリが開発していない良いレンズ
を作って欲しい。


写真のカタクリは、タムロン70-300で先週の土曜日神代植物公園で撮ったもの。カタクリ
は、神代植物公園の分園で撮ったことはあったが、本園で撮ったのははじめてだった。
株数が少なかったので、昔から咲いていたものではないだろう。ここ数年咲き始めたもの
に思える。明日、もう少し確認してみようと思う。


「デジカメ生活を見る」


「カタクリの花」

2012年4月14日土曜日

タムロンのレンズ

キヤノン、タムロン、パナソニック、シグマのレンズを使っている。
思うに、レンズには、メーカー毎に味がある。

それ程、写真歴が長いわけではないので、細かな分析はできないが、何となくわかる
ものがある。

特にタムロンのレンズは、その味がわかりやすい。ボケ味に特徴がある。
タムロンのマクロレンズは定評があり、とろけるようなボケが得られるが、
その味は、望遠レンズでも出るから、面白い。タムロンのレンズは好きな
レンズの一つだ。

※写真は、パナソニックのレンズで撮ったもの ^^;


「デジカメ生活を見る」




2012年4月13日金曜日

ニコンD800 その4

はじめて一眼レフを買う時、ニコンにすべきかキヤノンにすべきか迷った。価格COMを中心
に情報をインプットして、キヤノンを選択した。

選択理由は、連写速度、グリップの出来栄えが価格に比較してキヤノンが優位に思えたから
である。また、重視したことにセンサーの調達を自社か社外かということもあった。
キヤノンは、センサーのほとんどを自社で作っているが、ニコンはほとんど作っていないのだ。

今ニコンのD800を見ると、センサーを社外から調達することは、決して不利ではないと思える
ようになった。世界中から、優れたセンサーを探し、自由に選択して導入すればいいのだ。
自社開発は、一見いいように思えるが、開発が順調に進まないと進歩できない。ある意味、
リスクが高い。

センサー開発には、多額の設備投資が必要だと言われる。中途半端な開発力では、とても
太刀打ちできず、競争にならない。

カメラのセンサーを開発をしている主な企業は、ソニー、キヤノン、パナソニック、富士だろう。
他の企業は、ニコンをはじめほとんどが外部調達である。今、ニコンD800は、外部調達のセン
サーで成功しつつある
先々、センサー調達の違いは、新しいカメラの開発にどのように影響してくるのだろうか。
興味深いことの一つだ。


「デジカメ生活を見る」


「ソメイヨシノ」

2012年4月12日木曜日

ニコンD800 その3

やっとニコンD800とEos5D Mark lll に触った。吉祥寺のヨドバシにあった。
カウンターの上に置いてあったので、どうやら気が付かなかったが、以前か
ら置いてあったような感じだ。^^; ちょっと、情けない。。

一番気になったのは、グリップ。特にD800のグリップに興味があった。と言う
のもD700のグリップが、私の手には馴染まず、深さの浅いグリップが嫌だった
のである。

D800のグリップは果たしてどうか?掲示板では、良くなったとの評価もあった
が、ちょっと疑問を持った。D700よりはずいぶん良くなっているが、それでも
グリップが浅い。指先が入らないのだ。

キヤノンのグリップは、中級機以上であれば、どれもいいグリップをしている。
がっしり握れる感覚だ。Eos5D Mark lll は深さも増してよりがっしりしていた。
ただ、指の中ごろの居心地がちょっと悪い。

一眼レフは、左手で下から支えよ、と言われる。確かに左手は重要だが、
右手でしっかり握れないと撮る気分にならない。
その意味で、D800のグリップはもう一段の改良が欲しい。


「デジカメ生活を見る」


「神代アケボノサクラ 1」
「神代アケボノサクラ 2」

2012年4月11日水曜日

ニコンD800 その2

ニコン対キヤノン。カメラ業界の両雄である。
日本のカメラ業界を引っ張って来たのは、この2社だろう。

世界の中で、日本製品の占める地位がどんどん下がっているという。特に家電は
地盤沈下が激しいらしい。韓国、中国などの製品に押されているからだ。車もその
傾向が出ているという。

そんな傾向の日本産業の中で、カメラだけは、世界でNO1の地位を譲っていない。
それは、ニコンとキヤノンが切磋琢磨しながら牽引してきたからだ。

特にニコンは、「腐ってもニコン」の言葉があるように、世界での知名度が高く業界
を引っ張って来た。カメラ=ニコンのイメージさえあった。
ただ、そのブランドは、「ニコ爺」の言葉のように、ちょっとジジ臭く保守的になってき
ていたことも事実だ。

ところが、新製品のD800はどうだろう。開発者が未来志向で造ったというだけあって、
革新的な製品に見える。昨年発売したミラーレスもかなり大胆な発想で造られている。
このD800で、ニコンは新しい革新の道へ入ったのかもしれない。

こうなると、キヤノンが保守的に見えてくる。ミラーレスもまだ出していない。ちょっと
大きすぎる企業になったのだろうか。
ニコン対キヤノン。いい意味で良い競争を続けて欲しい。


「デジカメ生活を見る」


「花を愛でる人々」

2012年4月10日火曜日

ニコンD800

ニコンD800の人気が凄い。ニコンの反撃が始まった感じだ。

3,630万画素(有効画素)でフルサイズのセンサーを積みながら、価格が安い。価格COM
の最安値で267,000円。

対するキヤノンのEOS 5D Mark IIIは、2,230万画素(有効画素)。1,000万画素以上の差
があるのに、価格COMの最安値が309,000円だ。

これでは、キヤノンユザーは怒る。高感度耐性が良いとしても、画素程の差がないと言
う意見が多いから、なおさら怒りが込上げているようだ。一時ノイズに関して、初期不良
だとか騒ぐ人が多かった。私も便乗してちょっと書きこんだが。。反省。

それでも、EOS 5Dには歴史の重みがある。何処かに安心感がある。きっと、騒がれてい
るほど5D離れは起きないだろう。

今、D800ユーザは、3,630万画素(有効画素)に喜んでいるが、持て余す者も出てくるように
思う。RAWファイルは、1枚60MBとの話もあるから、PCやHDを買換えないと迂闊に撮影
ができない。悩ましい現実に耐えられるかどうか。。

まあ、いずれキヤノンも対抗機を出すだろうから、この高画素対決はどうなるやら。


「デジカメ生活を見る」


「クリスマスローズ園のサクラ」