2017年2月25日土曜日

DC GH5に触って


2月1日、有明のパナソニックセンター東京でGH5の実機に触ってきた。また、23日午後には、横浜で開催されているCP+2017へ行って情報収集をしてきた。ここにまとめて書いておきたい。(画像は、クリックで800ピクセルに拡大)

『GH5 マグネシウムボディ』


『放熱ユニット(アルミ)』



GH5(138.5×98.1×87.4mm/本体約645g)は、GH4(132.9x93.4x83.9mm/本体約480g)と比べると、少し大きく重くなった。だた手に取ると、その差異はあまり感じない。グリップが太くなっているので、より持ちやすくなったためだと思う。手の大きい人には、扱いやすくなったと思う。4K60Pで無制限に撮り続けることができるカメラを、この大きさに収めたことは、驚異といえよう。

『分解モデル(前)』


『分解モデル (後)』



CP+2017の会場では、AFの進化を大きくPRしていた。模型の電車を走らせながら、それをGH5の追尾AFが追い続ける仕掛けが設置されていた。追尾AFは、GH4で試したことはあったが、野鳥の飛翔シーンには馴染まなかった。このデモを見てGH5なら、飛翔シーンにも使えるのではないかと思った。

『手ブレ補正ユニット』


『新ヴィーナスエンジン』



飛翔している野鳥を、追尾AFで捕捉できれば、6Kフォトや連写でも使えるだろうと思う。一瞬を捉える強力な武器になり得る。動画撮影でも、動く人や車などの動体を追尾するのに使えるだろうと思う。

GH5の進化で一番気になるのは、高感度画質だ。動画の高感度は、You Tubeに作例が出ていて、かなり評価されている。静止画も明るい所で撮影した、サンプルなら見られるようになっているが、暗部のサンプルがないので、残念である。

『GF9を手にしたモデルさん』


『GH5を手にしたモデルさん』



CP+2017の会場では、深澤 武プロがセミナーの中で、屋久島でISO 6400で撮った鹿の写真をモニターに映していた。完全な暗部の写真ではなかったものの、綺麗だと評価していたので、期待が大いに膨らんだ。

これまでのマイクロ4/3の高感度は、ISO 6400で暗部の潰れが大きかったが、先行しているOM-D E-M1 Mark IIが改善しているので、GH5も同程度の耐性はあるだろうと推測できる。

海外サイトでは、すでにレビューがでていたりする。こういうレビューは鵜吞みにできない。過去、いろいろな海外のテストをみたが、結構いい加減なものが多いのだ。現段階でテストと言っても、まだ試作機のはずなので、あまり信用できない。

それと、日本でも海外でも言えることだが、どうしても元々のカメラメーカーの機種を高く評価する傾向にある。その点、ちょとLUMIXは不利だ。Panasonicは、いいカメラを作っているのに、家電メーカーなので低く評価されがちなのである。評価サイトは、製品を色眼鏡で見ることは止めてほしい。正当な客観的な評価をして欲しいものだ。

3月末には、実機を手にできる。自分の手で撮影して、ここにレビューしたい。

『CP+会場裏の公園』(使用カメラ:LX9)




「デジカメ浪漫を見る」

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