2012年5月31日木曜日

にわか天文少年 その4


さて、6月6日(水)の金星の日面通過の天気予報が出た。
残念ながら曇りだ。降水確率が40%もある。

まあ、週間天気予報などほとんど当たらないものだと思うが、心中はあまり穏やかではない。
折角、一定の準備をしたのだから、なんとか薄曇りでも太陽が見えて欲しいと思う。

金星の大気はほとんどが二酸化炭素らしい。このため、温室効果によって地表温度は400度
もあると言う。地球温暖化のメカニズムがそこに見える。

金星は、肉眼で、明け方と夕方にかなり明るく見える星だが、望遠レンズではどのように見え
るのだろうか。

フイルターを通しているので、まさか金色には見えないだろう。
ひょっとして、ハナクソのように黒く写るだけかもしれない^^;


「デジカメ生活を見る」


「Picasa3 ポスタライズ適用」

2012年5月30日水曜日

にわか天文少年 その3


GX1に大きいレンズを付けると、カメラの下部からレンズがはみ出る。
これで三脚を付けると、雲台によってはこの出っ張りが干渉してしまう。

雲台は2つ持っている。梅本の自由雲台とマンフロットのビデオ雲台だ。
太陽撮影には、ビデオ雲台が扱いやすいので、試写でもこれを使った。

ところが、太陽を撮っている100-300は、大きいレンズなのでカメラ本体
よりはみ出て、ビデオ雲台と少し干渉するのだ。

パナのHPを見ると、このような場合に備えて、三脚アダプターが用意され
ているではないか。早々に、中野のお店で確認すると、残念なことに、在庫
がなかった。たぶんこれを使う人は、少ないだろうから、置いていなかった
のだろうと思う。

取り寄せてもらうのも面倒なので、今日、仕事の帰り吉祥寺のヨドバシへ寄
った。近くにいた販売員のお姉さんに声をかけると、愛想良く倉庫の中から
探して来てくれた。

流石、ヨドバシだね、とお礼を言いつつ、レジを済ませたものの、ちょっと高い。
オープン価格だったが、大したものではないのに、3,280円だった。実物から
すると、1,500円くらいに見えるが、まあしょうがない。

ここのところ、1枚数千円のNDフィルター4枚なども買っているので、出費を
合計すると、2万円をちょっと超える。

貧乏なにわか天文少年にはちょっと辛い^^;


「デジカメ生活を見る」


「Picasa3のブーストを適用」
「Picasa3のデュオトーンを適用」

2012年5月29日火曜日

にわか天文少年 その2


今回の試し撮りでは、金環日食の反省から、手ぶれ補正をOFFにした。確かに、
これによってデジタルズームとは言え、それなりに鮮明に撮れたと思う。

やはり、三脚で撮る場合は、手ブレ補正はOFFにすることが基本のようだ。肝に
銘じておきたい。

さて、撮影した太陽は、モノクロ風になり、燃える太陽のイメージからはほど遠い。
素人が見ると、月に見えるかもしれない。もう少し色が出てもいいと思うが、フィル
ターで減光するとこうなるので仕方がない。

ただ、もう少しホワイトバランスなどで色味を追求できそうな気がする。そこで、
イタズラ半分のつもりで、以前紹介したPicasa3を使い加工してみた。より太陽
のイメージに近づけてみた。ちょっとやり過ぎだが^^;

本番では、ホワイトバランスなどで色味を追求して、色を出したいと思っている。


「デジカメ生活を見る」


「こんな風に写らないものかと言う願望 1」
「こんな風に写らないものかと言う願望 2」

2012年5月28日月曜日

にわか天文少年


6月6日の金星の日面通過に備えて、注文していたNDフイルター16と8が、26日の夜
届いたので、早速、試し撮りをした。

金環日食のときは、薄曇りだったのでNDフイルター2枚で何とかなったものの、6日は
どうなるかっわからない。ピーカンの晴れなら、2枚では撮れない。そこで、追加したわ
けである。

日食以来すっかり気分は、天文少年になってしまった。これが本当に少年時代なら、
人生の進路を左右しただろうと思う^^;

もう、すっかりオジサン、オジジの領域なので、先々を左右するものではないが、ちょ
っと面白いものを見つけたというところだ。残っていた少年の心に火が付いたと言う
べきか、まだ少年の心が残っていたと言うべきか^^;

近所の交通量の少ない道端に、三脚を据えて撮ってみた。
野鳥撮りに慣れているので、手持ちでファインダー内に太陽を捉えるのは容易だが
、三脚に据えると途端に難しくなる。特に覗きやすいようにファインダーを回転させる
と、方向感覚が狂い、難しかった。

さて、カメラ内蔵のEXテレコンを使っても、最大で1,200mmにしかならない。日食なら
ともかく、金星は小さいのでそのままではきっと絵にならないだろう。

そこで、あまり使いたくはないが、デジタルズームを試してみた。デジタルズームは、
画素拡大による望遠なので画質が荒れる。そのため一般にコンデジに搭載されて
いても、一眼レフには、あまり搭載されていない。

どういう訳か、パナの一眼には昔から搭載されているから面白い。こういう時は、
有難く使おう。

デジタル2倍、4倍では太陽の黒点を捉える事が出来た。
画質は、こんなものだろうか。もう少し6日までに研究してレベルを上げたい。

「デジカメ生活の方に、デジタルズーム4倍を掲載」


デジカメ生活を見る


「35mm換算600mm」
「35mm換算1,200mm」
「35mm換算2,400mm」

「三脚+雲台+カメラ」

「保護フイルター+ND16×3枚+ND8」






2012年5月27日日曜日

神代植物公園へ行く

神代植物公園内に生物多様性センターができたというので、覗いてみた。
園内はオープン間もないので、まだまだ見られるものになっていなかった。
外来種が多いのに、どうやって維持していくのか?これからが大変だろうと思う。

さて、本園はバラ園が人で溢れていた。
バラの咲き具合も、最高の状態に見えた。バラは春と秋に咲くが、なかなか満開の
時に出合うのは難しい。いいタイミングだ。ただし、バラフェスタは終わっても、まだ
まだ咲くので、これからも十分楽しめだろうと思う。


「デジカメ生活を見る」


「神代植物公園 バラ園 1」
「神代植物公園 バラ園 2」

2012年5月26日土曜日

パナソニック G X VARIO 12-35mm F2.8


パナソニックからF2.8通しのズームレンズが発表された。G X VARIO 12-35mm F2.8だ。
オリを含めてマイクロ4/3のズームレンズで、F2.8通しは初めてである。

単焦点では、F2.8以上に明るいものが多いが、このズームレンズでのF2.8によって、マイ
クロ4/3でも本格的なレンズ展開が始まったと言えよう。
オリのカメラボディを使っている人も買うだろうから、ユーザーを囲うため、オリでもF2.8通
しを作らざるを得なくなる。マイクロのレンズ展開は、益々充実するだろうと思う。

一昔前は、電機屋のカメラだとかレンズだとか陰口をたたかれたパナソニックも、ここ数年
は市場で一定の評価を得つつある。特にレンズは評価が高い。山形で作っている国産で
あることもその要因だが、性能テストで高得点を叩きだすので、陰口を言われなくなったの
である。

それにしてもF2.8通しのズームレンズは、ちょっと高い。現在のところ、
G X VARIO 12-35mm F2.8は、実売9万円くらいだ。今日は、また35-100mm F2.8発売の
ウワサが流れており、こちらは、10万円を超えるだろうと思う。

残念ながら、ちょっと買えない。キヤノンとマイクロ4/3(パナソニック)の2つのマウントを使
っているため、その金額を出すならキヤノン側の充実をしなければと思うからである。

そのうち、パナソニックが素晴らしいセンサーを開発し、素晴らしいデザインのカメラを作っ
たとしたら、キヤノンメインから乗り換えるかもしれない。あるいは、宝くじでも当たればと思
う。そうすれば、これ等のF2.8通しのズームレンズを買うのだが。


「デジカメ生活を見る」


「朽ちる鉄」

2012年5月25日金曜日

パナソニック G 14mm/F2.5


パナソニックのG 14mm/F2.5は、かなり優秀なレンズのようである。

パナのレンズで、パンケーキのG 20mm/F1.7は、2009年9月に発売されて以降、
名声を獲得してきたが、同じパンケーキのG 14mm/F2.5はそれ程でもなかった。

ところが、「デジカメinfo」で報告されたデータによれば、G 20mmには、ちょっと及ばな
いものの、極めて優秀なレンズであることがわかった。

それは、マイクロ4/3の主要レンズのMTF(Modulation Transfer Function)を調べた
結果に基いて、報告されたもので、G20mmとほとんどそん色ないデータとなっている
のだ。
特に、開放側でも極めて高い値を示しているのである。

私のG 14mm/F2.5は、GX1のダブルセットで買った中の1本である。セットレンズが
このように高い描写性能を備えていることは、驚きであり、喜びだ。

これまでも、いい写りをすると思ってきたが、今後は更に積極的に使って行きたい
と思う。


「デジカメ生活を見る」


「ムラサキカタバミ」

2012年5月24日木曜日

金環日食を撮る その3


ほぼ毎日、記事の内容をチェックしている「デジカメWatch」に、【伊達淳一のデジタル
でいこう!】特別編:天体望遠鏡と赤道儀で捉えた金環日食が掲載された。

おお、野鳥撮りをライフワークにしている伊達氏も日食を撮ったのか!とちょっと驚いた。
内容を子細には読んでいないが、NDフィルターの設定にあたふたした記述があり面白
かった。

どうやら伊達氏は、私が買いたくても売切れで買えなかった、ND100000やND20000を
用意していたようだ。結局、曇り空のため、使わなかったようで、可笑しかった。

そして、「薄雲越しの日食撮影ではND400+ND8もしくはND16の2枚重ねが最適だった」
と書いてあり、そのND16の2枚重ねは、私がやった方法と同じなので、思わずほくそ笑ん
でしまった。

撮影された写真は、流石プロである。色合いに気を使いしっかり撮っている。こちらは、
撮るだけになってしまったが、やはりプロの技である。

6月6日の金星を、伊達氏は撮るのだろうか?
撮るならこちらもちょっと競争心を出して、挑戦してみたい。


「デジカメ生活を見る」


「月のような日食」

2012年5月23日水曜日

金環日食を撮る その2


ピントはなぜ外れたのか?
本当に誤操作でピントリングが、回ってしまったのか?

実は、ひょっとして三脚を使用しながら、手ブレ補正をOFFにしなかったために、ブレが
起こったのではないかと思う。

あるプロは、三脚使用時には、必ず手ぶれ補正をOFFにするよう言っている。誤作動が
起こることがあると言うのだ。だが、過去の経験でその必要性を感じたことがないので、
ONのまま使ってきた。

今回の撮影については、プロが警告する誤作動が起こったのかもしれない。調べるとGX1
の取説にも、三脚使用時は、手ブレ補正をOFFにするよう書いてあった。

まあ、推測では何処に原因があるのか分からない。何時か実験をしてみようと思う。

さて、金環日食は終わったが、6月6日には太陽の前を金星が通ると言う。撮影意欲を掻き
立てられる。機材の準備が整えば挑戦して見ようと思う。


「デジカメ生活を見る」


「日食」
「金環日食:EXテレコン使用」

2012年5月22日火曜日

金環日食を撮る


たぶん厚い雲に覆われて日食は見えない。そう思っていた。ところが、朝、目覚めて
外を見ると、日射しが見えた。
慌てて、機材を担いで近所の公園へ行った。

空を見上げるとなんと、ベストな薄曇りなのだ。NDフイルターが16番2枚なので晴天
すぎると、撮れないのである。
手持ちでカメラを覗くと、露出のマイナス補正の調整で撮れる範囲にあった。手持ち
で何枚か撮った後、興奮しながら三脚をセットした。

そこから、時間ごとに数十枚の静止画を撮ると同時に、時々動画も撮ってみた。
ちょどいい天候に恵まれたことを感謝しつつ、大成功を確信して自宅に戻った。

ところが、自宅でパソコンに落とし、写真を見てガッカリ。
なんと、ピントが正確に合っているのは、手持ちで撮った数枚なのだ。

三脚で撮ったものは、微妙にピンボケ。特にEXテレコンを入れたものはかなり悪い。

原因は?手ブレ?何だ?
気が付いたのは、MFで撮ったので、どうやら、三脚にセットした時、ピントリングを微妙
に動かしてしまったようだ。ズーム距離も300ミリになっていない。

悔やんでも時間は戻らない。事前の練習、準備不足なのである。もっと、試写をしてい
れば、チェックポイントとして、ズームリング、ピントリングに触らないよう、注意ができた
はずなのだ。今後の反省とするしかない^^;


(注意:写真は、2枚目からピンボケです。)


「デジカメ生活を見る」


「これが一番ピントが合っている」
「雲が大きく出てきた」
「金環日食:EXテレコン使用(ピンボケ)」
「金環日食の後」

2012年5月21日月曜日

金環日食 その2


朝の天気予報がぱっとしない。
ピンポイント予報で見ると、5時半ー6時半が晴れ、6時半ー7時半曇り、7時半ー8時半
が晴れだ。東京は、7時32分ころが最大の金環日食らしい。果たしてうまく太陽が見れ
るだろうか。

20日の天気は、ほぼ晴れの予報だったが、本当は曇りで、太陽はあまり見えなかった。
そこから推測すると、朝の晴れは、期待半分ってところだ。

まあ、日食用の特別な撮影テクニックがあるわけではないので、他人が撮ったものと
違うものが撮れるわけではない。曇りで撮れない場合は、さっさと諦める方が賢明かも
しれない^^;

ND16の2枚重ねだと、明る過ぎるので、本当は撮影できない。なんとか、露出補正で対応
する予定である。実験では、ほぼ上手く撮れたので、これで行くしかない。



「デジカメ生活を見る」


「試し撮り」

2012年5月20日日曜日

金環日食


金環日食が近づいてきた。
当初、全く撮影しようとは思っていなかったが、マスコミの報道につられ、ちょっと、その気に
なって準備をした。

準備と言っても、すでに太陽を直接撮るために必要なNDフィルターは、どこも完売。そこで、
ちょっと弱いが、GX1に付ける100-300用のND16フイルターを2枚買った。2枚重ねで使う
のだ。

ところが、天気予報はイマイチ。朝方だけちょっと晴れそうだが、どうなることか。
私にとっては、弱いNDフイルターしかないので、薄曇りくらいがいいかもしれない。

今朝、薄曇りだったので、太陽の位置を確かめるため、試し撮りをしてみた。


「デジカメ生活を見る」


「薄曇りの太陽:試し撮り」

2012年5月19日土曜日

キヤノンEOS Kiss X5後継機


キヤノンEOS Kiss X5後継機(X6?)のスペックが、デジカメのニュースサイトに出ていた。
サイトの情報がすべて100%当たるわけでもないが、ちょっと気になったので読んでみた。

それによると

- 1800万画素センサー(新型センサーなのか18MPセンサーの改良版なのかは不明)
- AFは9点で全点クロス
- タッチスクリーン
- ライブビューや動画でのコンティニュアスAF
- 発表は6月

が出ていた。果たして、信憑性は?
はっきりしたことはわからないが、今年のキヤノンを見ているとあり得るかもと思う。特に、
1800万画素は、あっても不思議ではない。

ただ、ニコンが2,400万画素である。これで太刀打ちできるのだろうか?


「デジカメ生活を見る」


「オオジシバリの草むら」

2012年5月18日金曜日

SONY αNEX-F3K


SONYが17日(木)に新しいミラーレスαNEX-F3Kを発表した。6月中旬に発売開始するという。

売りは、自分撮りができることだ。可動式の背面液晶が回転して、レンズ側から液晶を見れる
ようになっていて、自分が撮れるのだ。

多くのスマホのカメラは、自分撮りができるが、日本製のカメラで自分撮りができるのは珍しい。
聞くところによると、自分撮りカメラは、中国で大人気なのだという。その市場を狙った製品だろ
うか?

スマホのカメラで自分撮りをしてみたが、上手く撮れた記憶がない。自分撮り用のレンズの
質が悪いのだろう、何だか歪んだように撮れるのだ。あるがままに、それが真実だと言われ
れると辛い^^;

スマホの自分撮り用レンズは、正面のカメラと異なるが、αNEX-F3Kの自分撮りは、取り付け
たレンズでそのまま撮るので、質の高い自分撮りができるようになっている。

質の高い撮影ができるので、αNEX-F3Kの自分撮りが流行れば、きっと売れ筋カメラになるだ
ろう。ちょっと気になるカメラである。


「デジカメ生活を見る」


「シャクヤク(芍薬)」

2012年5月17日木曜日

ライカMモノクロームのサンプル画像



探していたライカMモノクロームのサンプル画像を見た。
何のことはない、サンプルがあった場所は、ライカのHPだ^^;
探し方が足りなかったのだ。。

さて、まず見ただけでは、何のことはなく、ちょっときれいなモノクロ写真程度に見えた。
これが90万円もするカメラから出てくる画像なのか?と思ったりした。

一般カメラのモノクロとどう違うのか?ちょっと見ただけではわからない。
そこで、ピクセル等倍に拡大してみた。するとどうだろう。実に鮮明な画像が広がったのだ。
細かいところまできれいに解像していて、見応えがあった。

ただ、それが90万円の価値があるかないは個人の主観である。何しろライカなのだ。その
名前だけでプレミアが付くので、判断基準がわからない。
まあ、買う財力がないことだけは確かだ^^;

しかし、依然としてライカが、この時代にモノクロ専用のカメラを造る意味がわからない。
その需要があることは確かだが、やはりカラーこそ王道だろう。

カメラ=ライカの名前を築いた名門である。カラーの世界で、ニコンやキヤノンと勝負する
開発をすべきだろうと思ってしまう。



「デジカメ生活を見る」


「シャクヤク(芍薬)」

2012年5月16日水曜日

ハルジオンとヒメジョオン その2


ハルジオンとヒメジョオンは、帰化植物である。
北アメリカ原産で、大正時代の中頃に観賞用として日本に入って来たといわれている。

ほぼ、日本全国に分布している。特に都会を中心多く見られる。
ただ、ちょっと厄介なことに、両者とも強烈な繁殖力があり、日本原産の植物の居場所
を奪う可能性があって、植物学的には歓迎されない。

しかし、これだけ日本中にはびこっているものを、今更駆除などできるわけもないので、
貴重な植物の繁殖地などに侵入しないよう防御するしかないだろう。

さて、この2つの見分け方には、いろいろあるようだ。
まず、花の時期は、ハルジオンが早く4月~5月に咲く。ヒメジョオンはなんと5月から9月
ころまでも咲く。真夏に見るのは、たぶんヒメジョオンだろう。

草丈は、ヒメジョオンの方が高くなる。ハルジオンが30-80センチくらいなのに、ヒメジョオ
ンは、1メートルを越えることもある。

一番わかりやすい見分け方は、茎を摘まんで折るとわかる。茎の中が空洞のものが、
ハルジオンなのだ。

これからの季節、野原や空き地に出ると、この2つの花がきっと茂っているだろう。ちょっと
知識を持ってみると、見方が変わるかもしれない。


「デジカメ生活を見る」


「ハルジオンとハナアブ」

2012年5月14日月曜日

ハルジオンとヒメジョオン


ここ何度かデジカメ生活で紹介している花にハルジオンがある。
この季節、土があれば都会の道端でも咲いている花だ。群生が美しいので被写体に
したものの名前や同属のヒメジョオンとの区別がややこしい。

はじめは、以前からハルジョンと呼んでいたので、そう書いたが、調べるとそれは間違
いで、ハルジオンが正解らしい。漢字では「春紫苑」と書き、「春に咲く、キク科のシオン
(紫苑)」という意味だという。説得力があり覚えやすい。

ところが、これを素直に読むと、「ハルシオン」と読める。
え、「ハルシオン」?どこかで聞いた名前だと思ったら、有名な睡眠薬の名前なのだ^^;

混同しやすいので、花の名前としては、「ハルジオン」とシをジと濁らないと、大きな誤解
を生むので注意が必要だ。

同属にヒメジョオンがある。ちょっと読みずらいが、漢字で書くと「姫女苑」と書き、すっき
り読みやすい。

ハルジオンとヒメジョオンは、名前も花の形も似ているので、混同した名前が世の中に広
まっているようである。
ハルジオンからヒメジョオンを「ヒメジオン」と呼んだり、ヒメジョオンからハルジオンを
「ハルジョオン」と呼んだりしているようだ。

私が使ったハルジョンは、その変形名と言うべきか^^;




「ハルジオンの草むら:LUMIX GX1」
「ハルジオンの草むら:Eos 7D」

2012年5月13日日曜日

神代植物公園を下見

暑いかと思えば、急に肌寒くなり、晴れかと思えば、急に曇る。12日は変な
天候だった。

神代植物公園は、今日から春の薔薇フェスタが始まった。先週見た時は、
まだ咲く気配もなかったので、今日も咲いていないだろうと思いつつ、気に
なったので覗いてみた。こういう時は、年間パスポートなので、入場料を気
にすることなく入れるので便利だ。

流石にこの季節は、人出が多い。正門側の駐車場は満杯。臨時駐車場へ
止めた。臨時駐車場からは、裏門の深大寺側から入場することになる。

薔薇園は、やっぱりチラホラ咲いている程度。今月下旬が見ごろといった
感じだ。場合によっては、6月の方が綺麗かもしれない。


「デジカメ生活を見る」


「深大寺門」
「薔薇園」

2012年5月12日土曜日

ライカMモノクローム


あのライカが、モノクロ撮影専用のデジタルカメラを発表した。
正式には、レンジファインダーデジタルカメラ「ライカMモノクローム」と言う。

数ヶ月前、ライカがモノクロ専用のカメラを開発しているというニュースをWeb上で
読んだ時には、ちょっと驚いた。それは、なぜこの時代に、モノクロなのかという
疑問だった。

発表を伝える記事には、カラー画像を得るセンサーより、モノクロの方がはるかに
シャープな「正真正銘の」モノクロ写真得ることができるのだとある。

果たしてそれは、本当だろうか?
確かに理論は、何となくわかるが、サンプル画像を見て納得するまでは、ちょっと信
じられない。

1,800万画素のモノクロは、どれほどの驚きを提供してくれるのだろうか。
発売は、8月だと言う。予想価格は、90万円。あっと驚く、軽自動車並みの価格だ。
早くサンプル画像を見てみたい。


「デジカメ生活を見る」


「ハルジオンとハナアブ」

2012年5月11日金曜日

Picasa 3 を試してみよう その2


Picasaを長く使っていても、細かい操作はわかっていない。主にブログ用の写真に、
URLを文字で入れるのと、りサイズするために使っている。たまに写真を修正するの
に使うが、修正用ソフトのメインではない。

もし、Picasaを本格的に使いたいなら、Webで使い方を検索すると結構出てくる。
そうしたサイトを参考にするといいだろう。

さて、主題の画像処理であるが、すべてを紹介できない。昨日、特徴的な4つを紹介
したので、今日は、3つを紹介し、この話題はこれで終えたい。

紹介したもの以外でも、面白そうな画像処理は沢山ある。いろいろな処理を試して
ほしい。処理は、いつでもキャンセルできるので、怖がることはない。


「デジカメ生活を見る」



「ポラロイド」

「シネスコープ」

「ソフトフォーカス」

2012年5月10日木曜日

Picasa 3 を試してみよう


googleが無料で配布している写真関係ソフトにPicasaがある。

私は、限定的な使い方であるが、かなり古くから愛用している。このPicasaも年を重ね、
最新はPicasa 3(バージョン3.9.0)になっている。

この中に、JPGを楽しく画像処理する機能が付いていて、なかなか面白いので紹介して
おきたい。昨日紹介したGX1のクリエイティブコントロールよりかなり劇的に変化する処
理が付いている。

GX1のクリエイティブコントロールは、8つだったが、こちらは何と36もある。さらに、一度
処理したものの上に重ねられるので、その数は計算できない。

写真を選択しておいて、クリックするだけで簡単に処理できる。効果の強弱についても、
要素を調整できるスライドバーで、自在に調整できる。キャンセルも自在だ。

気に入った方は、googleから無料で簡単にダウンロードできるので試して欲しい。

使いづらい点は、ヘルプが直訳的な日本語であることだろうか。JPG画像の修正なども
簡単にできるので非常に使いやすいソフトだ。

効果は写真で確認してほしい。私のお気に入りは、ポスタライズとスケッチだ。


「デジカメ生活を見る」


「ポスタライズ」

「スケッチ」

「HOLGA風」

「デュオトーン」




2012年5月9日水曜日

クリエイティブコントロールを試す その2

クリエイティブコントロールには、8つのメニューがある。選択しておいて撮影すれば
その効果が簡単に得られる。

ただ、写真編集ソフトには、これに類似した機能が昔から付いていて、撮影後に加工
するなら、ソフトを利用する手もある。

とは言っても、カメラ内でこのような処理ができるのは、一面においては、大変便利だ。
最近ブームのようなになっているのはその利便性からだろう。

なお、もっと大人しい変化が好みなら、フォトスタイルを使う手もある。モノクローム、風景、
人物などが選べる。
フォトスタイルは、以前から搭載されているが、クリエイティブコントロールとは異なる。
フォトスタイルに、より変化を加えたものがクリエイティブコントロールと言えよう。

現時点で、GX1のこのモードには、オリンパスのような劇的に変化するものがないものの、
JPGで撮影時に変化を確認しながら撮影するなら、このクリエイティブコントロールを使う
とより撮影の幅が広くなると思う。

今日の参考写真は、昨日の続き5つをアップした。計8つになる。なお、被写体がコーヒー
カップなので、モードによっては、その効果をほとんど得られていないものがあることに
注意してほしい。



「デジカメ生活を見る」


「ハイダイナミック」

「レトロ」

「ハイキー」

「ローキー」

「ジオラマ」






2012年5月8日火曜日

クリエイティブコントロールを試す

GX1のカメラ内で、画像に特殊効果を付加できるクリエイティブコントロールを試してみた。

結果から言うと、もう少し劇的な変化が欲しい。ただ、最新のGF5には進化したクリエイ
ティブコントロールが付いているらしいので、後継機種には搭載されるだろう。
本当は、バージョンアップで無料配布してほしいところだ。

クリエイティブコントロールを使うには、モードダイアルを回し、クリエイティブコントロール
モード(パレットの絵)に合わせる。これで、SETボタンを押し液晶画面で矢印キーで、使い
たいモードを選択するようになっている。

効果は、写真を参照。
この効果の強度は、WBボタンを押すとスライドバーが表示され、調整できるようになって
いる。調整できるところは、評価したいポイントだ。


「デジカメ生活を見る」


「絞り優先:ノーマル」

「ポップ」

「トイフォト」

「セピア」

2012年5月7日月曜日

フィッシュアイコンバージョンレンズにはまりそう その8


しつこくフィッシュアイで。

コンビニへ行く時、フィッシュアイの効果を確認するため、GX1:14mm+フィッシュアイ
コンバージョンを持って出た。街並みを撮ってみたので、紹介したい。


1枚目は、単なる広角に近い絵になったもの。
水平を出して、かつ画面周辺に直線を配していないので、歪みがほとんど見えない。
ENEOSの柱や周辺の家が少し歪んでいる程度。

2枚目は、一定の効果が確認できたもの。
画面周辺にコンビニ看板や地面を入れたので、かなり歪んでいる。ただ、水平を出し
て撮っているため、秩序の中に収まっている。

3枚目は、幻想的になるようクリエイティブコントロールのトイフォトで撮ったもの。
左右建物の壁は歪んでいる。トイフォトにより雰囲気は出ているが、水平を出してい
るので秩序的である。

4枚目は、フィッシュアイの効果が一番認められるもの。
水平にこだわると、秩序的になるので、かなりいい加減にシャッターを押したものだが、
期待した絵になっている。上の電線の歪み、下の道路の歪みもわかる。クリエイティブ
のトイフォトも使っているので、面白い絵になった。


フィッシュアイコンバージョンを使い始めてまだ間もない。はじめてディフォルメ効果を味
いその面白さを知ったので、ちょっと長いリポートになってしまった。
時間のある方は、読んでみてください。


「デジカメ生活を見る」


「1枚目」

「2枚目」

「3枚目」

「4枚目」