2012年10月29日月曜日

Nikon 1 V2


先週、24日にニコンからミラーレスのNikon 1 V2が発表された。発表された
ボディの写真を見て驚いた。

昨年発売されたV1の後継機なのに、V1からは想像できないデザインだった
からである。簡単に言えば、コンデジ風から一眼レフ風への変更なのだ。

一眼レフ風と言っても、かなり角張ったデザインを採用していて、ニコンの
一眼レフには似ていない。ガンダム調と言うべきか。ちょっとペンタックスの
一眼にも似ている。

そのグリップ付きのデザインには意味が感じられる。何しろ動体追随の連
写を15枚/秒にしてきたのである。飛びものを撮るためにデザインしたのだ
と思う。野鳥や飛行機を撮るのに適している。

1インチセンサーを搭載したニコンのミラーレス一眼は、昨年発表された。そ
の時は、なんで1インチなのか疑問を持ったが、このV2を見て納得である。

1インチセンサーなら、35mm換算で2.7倍もの画角になる。望遠に強いメリット
を、このV2でいよいよ生かすことにしたのだと思う。

このV2の在り方に拍手を送りたい。長所を長所として生かすことでアドバン
テージが取れるのだ。望遠カメラとして認知度を高めていけばいいと思う。

実は、愛用しているマイクロ4/3が、望遠カメラになることを望んでいたのだ
が、実現されていない。35mm換算で2倍の画角を生かすなら望遠力の強化
だと思っていたが、まだちょっと弱い。レンズは300mm(換算600)、連写は
6枚/秒程度に留まっている。Nikon 1 V2に先を超された感じだ。

ネット上でNikon 1 V2は、まだ飛びものカメラとして騒がれていないが、いず
れ話題になりそうな気がする。ちょっとその動向に注視したい。


デジカメ生活を見る


「風にゆれるススキ」

2012年10月27日土曜日

パナソニックLUMIX DMC-GH3を国内発表


やっと、25日にパナソニックLUMIX DMC-GH3が国内発表された。スピード
感の無さに、ちょっといらいらした。まあ、G5を一定程度売ってからでないと
発表しずらい面があったのかもしれない。

さて、価格は私が想像していたよりだいぶ安い。当初ボディで15万円超えを
予想したが、価格COMの今日の最安値は、116,799円なのだ。これは、私を
大いに刺激する。^^;

発売開始は、12月13日らしいから、それまでにもう少し下がるだろう。ただフラ
ッグシップ機なので、大幅な値下がりは期待できない。

動画はそれ程撮らないので、スペックを見てもピンと来ない。よくわかって
いないのだが、静止画の出来は、いろいろな評価を見てみたい。

また、パナソニックは、センサーの製造元を明かさないと表明しているが、果
たしてどこだろうか?一説にはソニー製との噂もあるし、パナソニック製との
噂もあるから、はっきりしない。その内、センサースコアが公表され、わかる
だろうと思うものの、気になる部分である。

それにしても悩ましい。キヤノンEOS 5D Mark IIIが、ファームウェアで進化
すると言うし、買うべき目標があやふやになって来た。^^; うれしい悲鳴と
言うべきか? いや貧乏の悲鳴かもしれない。^^;


「デジカメ生活を見る」


「花水木の紅葉:逆光」

2012年10月25日木曜日

EOS 5D Mark IIIの機能向上ファームウェア


昨日24日に、キヤノンよりEOS 5D Mark IIIの機能向上ファームウェアを無償提供
するとのアナウンスがあった。公開は、来年の4月。

その内容は、プロの映像制作ワークフローを効率化するHDMI出力機能の付加と
F8のレンズでも中央測距点でのAFを実現するという2点だ。

HDMI出力機能の付加は、高画質の非圧縮の映像を出力し、本格的な映画撮影に
寄与させようとするもので、プロ向けのものであり、たぶん個人的には関係がない。

2つ目のF8のレンズでのAF実現は、エクステンダーを装着して開放絞り値がF8に
なるレンズを使用しても、中央測距点でのAFが可能になるもので、非常に興味深い。

何しろライバルのニコンD800はすでにF8のAFポイントが11点もあるのだから、やって
当り前と言えば当り前でなのだが、ファームウェアで実現されることは、キヤノンの良心
だろうか。

これまで、EOS 5D Mark IIIで超望遠撮影をしようと思えば、50万円を超える高額な
大砲レンズが必要だったのだが、これでエクステンダーの1.4倍や2.0倍を使えば、
所有している400/F5.6でも野鳥撮影ができることになる。

これで、私の中で一気にEOS 5D Mark IIIの存在感が増してきた。フルサイズは、
風景撮り用と考えていたが、これで野鳥もいければ言うことはない。
後は資金だが。^^;


「デジカメ生活を見る」


「花水木の紅葉」

2012年10月22日月曜日

パナソニックDMC-GH3のレビューから


デジカメinfoにパナソニックDMC-GH3について、海外サイトのレビューが紹介され
ている。

内容は、高感度のノイズが大幅に低減し画質が良い。AF等のレスポンスがよく、
使い勝手が良い。動画のクオリティが高いなどである。

これに対して、読者がコメントを寄せている。評価する声の半面、ボディが大きく
なったことへの批判や動画に対する不安の声などがあった。

現行機種のGH2は、動画ファンを虜にした機種なだけに、動画に対する出来栄え
を気にする声は多い。

パナソニックがGH3は、動画だけでなく本来の静止画にも力を入れたとコメントし
ているので、このことから心配しているのである。

「二兎を追う者は一兎をも得ず」の言葉からすれば、確かに動画も静止画も良い
というのは欲張りで、失敗の見本になる。

しかし、事は技術の世界であり、両立はあり得るだろう。GH2はカメラの特徴を
出すために、動画に力を入たわけで、静止画がいい加減であったわけではない。
動画の出来栄えが良かったので動画一眼として定着しただけではないだろうか。

さて、未だ国内発表もされていないが、GH3はかなり期待できそうなカメラである。
問題は、価格だ。海外情報を見ると、ボディだけで15万円を超えそうな気がする。
そうなるとちょっと手が出ない。

フルサイズ機を買う予定なので、9月に発売されたG5で我慢しよう。GH3が発売
されれば、G5は大幅に値段が下がるだろう。いや、下がって欲しい。^^;


「デジカメ生活を見る」


「散りゆくコスモス:逆光」

2012年10月20日土曜日

EOS 6DかEOS 5D Mark IIIか


EOS 6Dの発表によって、フルサイズへの移行を考えている人は、ここに来て
上位機種のEOS 5D Mark IIIも気になっているに違いない。

6Dのスペックを見るとちょっと残念な部分があって、EOS 5D Mark IIIが気に
なるのだ。

EOS 5D Mark IIIの主なスペックとして、6枚/秒の連写、100%光学ファインダー、
最速シャッタースピード1/8,000秒、AF測距61点、マグネシュームボディなど
があげられる。

6Dとの価格差は、現在約13万円程度である。

心の底には、もう価格何て気にするな、高かろうが安かろうが、欲しいものを
買ってしまえと言う声がある。その一方で、待て待て慌てるな、冷静に価格を
見ろ、買ってから後悔しても遅いぞ、という声が聞こえてくる。^^;

とにかく、ここは冷静に6Dの発売を待とう。発売後、6Dの写りが素晴らしい
ということになれば、スペックの違いなど気にすることは無くなるのだ。

EOS 6Dが、素晴らしいカメラであることに期待したい。^^;


「デジカメ生活を見る」


「うろこ雲」

2012年10月18日木曜日

ああ、EOS 5D Mark III


キヤノンのフルサイズEOS 5D Mark III が発売されて半年が過ぎた。当初、
高すぎると批判された価格も少しだけ下がって来た。

発売当初は、ボディ単体で32万~33万円。これが価格COMの最安値は、
27万円ちょっとになってきている。ただし、都内のヨドバシ等の量販店やカ
メラ店では、まだ30万円程度である(ヨドバシ等はポイントを計算して)。

欲しいと思っている者から見れば、下げ具合が鈍い。個人的には、12月
発売予定の普及フルサイズEOS 6D狙いなのだが、胸の内に、もしEOS 5D
 Mark III の値段が下がればとの思いがある。^^;

EOS 6DとEOS 5D Mark III の違いは何か。細部を見れば沢山あるが、大き
な違いは、シャッタースピードとファインダーの視野率だ。

EOS 6Dの最速シャッタースピードは、1/4000秒。EOS 5D Mark IIIは1/8000秒
なのである。通常は、1/4000秒あれば、ほとんどの撮影で困ることはない。
ただ、全く困らないかと言うと、1/4000秒以上必要なことがたまにあるのだ。

たとえば、マクロレンズで晴天の昼間、開放F2.8で撮る場合、たぶんシャッター
スピードは、1/4000秒以上必要になる。NDフイルターを装着すれば、対応
できるものの、やはりそれは面倒だ。

またファインダーの視野率は、EOS 6Dが97%。EOS 5D Mark IIIが100%に
なっている。100%でないと言うことは、ファインダーの外にあるものが若干
写ることになる。

97%でも慣れれば、そう困ることは少ないと思われる。EOS 5D Mark IIIの
前機種のMark IIが98%だったことを考えると我慢の範囲でもある。

さて、個人的にフルサイズ機を手に入れられるのは、多分半年以上先だろ
う。それまで、EOS 5D Mark III の価格が下がるのを念じるしかない。^^;


「デジカメ生活を見る」


「コスモス」

2012年10月15日月曜日

パナソニック DMC-G5 その2


G5には、昨日書いたアイセンサーAFやファインダーを覗きながらAFポイント
を移動させる機能のほかに、電子シャッター、電子水準器、EXテレコン、
タッチシャッター、タッチシャッターAF、フリーアングル液晶、フルエリアAF
、高性能な動画撮影機能など多彩なものが盛り込まれている。

カメラファンはもとより、始めて一眼カメラを使う人も満足させられる内容に
なっている。しかし、日本でのセールスは、イマイチのようだ。国内では、GFや
GXの方が売れているようである。価格COMの書き込み数も一段低い状態が
続いている。

カメラの内容は、売れているキヤノンのKissシリーズに負けないものだと思うが、
パッとしないのはカメラとしてのブランド力の弱さだろう。

そう言えば、最近発売されたキヤノンの初ミラーレスEosMは、大変好調な売れ
行きらしい。G5の実売価格は、ほぼEosMと同じ。G5はマイクロ4/3とは言え、カ
メラの性能・内容は、勝っているのに、後発のEosMに簡単に負けている。これこ
そ、ブランド力の差である。

やはり、カメラ=キヤノン、ニコン=高性能、が社会に浸透しているのだ。
いっそのこと、LUMIXのロゴを止め、CANONにすれば大ヒット間違いないが。^^;

販売がEosMに負ければ、G5の価格はより早く下がることになる。G5の良さを
知っていて価格が下がることを待っている者には良いが、ちょっと複雑な気分
である。


「デジカメ生活を見る」


「薔薇一輪」

2012年10月14日日曜日

パナソニック DMC-G5


9月13日に、DMC-G5が発売された。G5は連写が6枚/秒に進化しており、
野鳥撮りに使えないかと思っている。購入候補のNO1だ。

鳥専門の方には、6枚/秒では不足だろうが、個人的には使えるレベルで
ある。これに所有している100-300mmを付ければ、Eos7D+400mmには
敵わないものの、使えると思っている。

G5には、すでにヨドバシで何度も触っていて、結構気に入っているのだ。
グリップも鷲づかみタイプではないが、指の納まりが非常にいい。

G5の機能でおもしろいのは、アイセンサーAF。ファインダーを覗くだけ
で、AFポイントのAFが合う。シャッター半押しの手間が省ける。野鳥撮り
で威力を発揮するのではないかと期待している。

また、ファインダーを覗きながら、液晶で自在にAFポイントを設定できる
機能もある。G5は、その他にもカメラとして各所が進化している。

内容的には素晴らしいのにそれ程売れていないように思える。Gシリーズ
は、初めにマイクロ4/3の口火を切り、ミラーレス第1号をつくったのに、ど
ちらかと言えば、それほど注目を集めない。パナソニックの宣伝が悪いと
言わざるを得ない。

それでも、ここのところCMも流れているので、売れて欲しいものだ。


「デジカメ生活を見る」


「薔薇園の密会」

2012年10月13日土曜日

パナソニックDMC-GH3はまだか


パナソニックDMC-GH3の国内発表を待っているが、なかなか発表しない。

すでにHPでは、フォトキナでの情報が掲載されている。また、幕張メッセ
で開催された「CEATEC JAPAN 2012」でお披露目もされている。にもかか
わらずなぜ発表しないのかわからない。パナソニックのじらし作戦か?

デジカメinfoには、海外のレビューが載っていて、かなりの高評価である。
高感度のノイズが少なくなっており、ISO3200は、十分使えそうな記載に
なっている。また、海外ではGH3のスペシャルサイトもオープンしている
ようだ。

さて、GH3の価格は、たぶん10万円を超えるだろう。そして値下がりをしな
い気がする。もし、発売後、高評価であれば手に入れたいところだが、判断
が難しい。

今のところ、G5、FZ200、GH3そして発売が噂されるGX2、フルサイズの
Eos6Dが購入候補として頭にある。この内、2~3機種買えればいいが、まあ
現実は1機種だろうか。^^; さて、試案は続く。


「デジカメ生活を見る」


「シラサギの舞」

2012年10月11日木曜日

LUMIX DMC-FZ200


8月23日に発売されたDMC-FZ200が、人気を博している。パナソニックの
高倍率ズーム機としては、久々のヒットだろう。

一番の売りは、F2.8。これまで暗くて、動体ブレによるピンボケをしていた
ような場面でも、シャッタースピードが稼げるのでブレなくなる。

買っている人の中には、一眼レフのサブとして使う人もいる。なにしろF2.8
が得られるカメラは少ないし、一眼でそれを実現するととても大きなシステ
ムになるので、小型のFZ200の人気がでているのである。

ライバル機も発売されている。PowerShot SX50 HSだ。こちらは、24mm~
1200mmをカバーするもF3.4~F6.5だ。

SX50 HSは、FZ200が発売されて、ほぼ1ケ月後に発売されているが、
その望遠力に人気がでている。

FZ200は、レンズの明るさ。SX50 HSはその望遠力。さて、ユーザーはどち
らに軍配を上げるだろうか?


「デジカメ生活を見る」


「堰堤の瀑布」

2012年10月8日月曜日

LUMIX G VARIO 45-150mm F3.5-5.6


パナソニックから、LUMIX DMC-G5といっしょに発売された望遠ズームレンズに、
LUMIX G VARIO 45-150mm F3.5-5.6がある。

G5のレンズキットにも入っているが、単体でも売られている。ヨドバシでG5といっしょ
に置いてあって、触った時、その小ささと軽さにちょっと驚いた記憶がある。

今持っているマイクロ4/3のレンズは、ちょうど45-100の焦点距離が空いているので、
選択対象になる。年末に予定している、新規カメラの購入で、もしG5を買うなら、レン
ズキットでこれを選択するつもりだ。

ただ、パナソニックからは、似た焦点距離のレンズが、他に2つもある。電動式の
GX VARIO PZ 45-175mm F4-5.6とG VARIO 45-200mm F4.0-5.6である。

特に、電動式のGX VARIO PZ 45-175mm F4-5.6は、価格COMのユーザーの評価
が高い。20人が採点して4.95(5点満点)なのだ。

選択は、もう少し先なのだが、迷う。
LUMIX G VARIO 45-150mm F3.5-5.6の小ささか、GX VARIO PZ 45-175mm F4-5.6
の評価の高さか。

現時点では、LUMIX G VARIO 45-150mm F3.5-5.6がベストだと思っている。35mm
換算で90-300mmをカバーしながら、62x73mmで手ぶれ補正を付けた、その小ささ
は素晴らしいと思うからだ。しばらく思案してみよう。


「デジカメ生活を見る」


「多摩川 是政橋」

2012年10月6日土曜日

タムロン「70-200mm F2.8」「90mmマクロ」


フォトキナ2012で発表されたものは、カメラだけではない。注目したいレンズ
も発表されている。

特に気になるのが、タムロン「70-200mm F2.8」と「90mmマクロ」だ。いよいよ
手ぶれ補正を付けたものを開発すると言う。

「90mmマクロ」は、現行品を持っている。滑らかで柔らかいボケが特徴であり、
評価の高いレンズである。開発から年数が経過しているので手ぶれ補正を付
けて発売されるなら、現行ユーザーは大歓迎だろう。

また、「70-200mm F2.8」にも手ぶれ補正が付くなら、これまた、多くのユーザー
を獲得するに違いない。

今回のフォトキナ2012で、タムロンが開発を発表したのは、この2本のレンズ
である。タムロンファンとして、ここで、もう1本のレンズに手ブレ補正を付ける
ことを希望したい。

そのレンズは「180mmマクロ」である。私のお気に入りレンズだ。使っていて
やはり手ぶれ補正があればと思うことが多々ある。

開発してくれないとシグマの新型「180mmマクロ」を買ってしまうかもしれない。^^;
ぜひ、タムロンを使いたいので開発をお願いしたい。




「出しゃばって」

2012年10月4日木曜日

ニコンD600に触った


先日、発売間もないニコンD600に触った。感触は、やっぱりニコンの印象だった。
グリップを一番気にしているのでチェックしてみたが、やっぱり他のニコン機と同じ
く手に馴染まなかった。

販売員に、どうしてニコンのグリップは浅いのかと聞いてみた。キヤノンを使って
いるお客さんには、同じように感じる方が多いようですね、と言い黙ってしまった。

どうしてもキヤノンのグリップに慣れていると、違和感がある。ソニーのフルサイズ
機にも触ってみたが、驚くほど深さがあって、握りやすかった。ニコンだけが浅い。

これは、いくら言っても、頑固な企業のようだから変えないだろうと思う。相変わら
ず電源スイッチもシャッターの外側にあって安っぽいが、これも変える気はないだ
ろう。

それでもD600は、全体としては、良いカメラだと思う。フルサイズとは思えない軽さ
で、持ち歩きが楽そうだ。造りもしっかりしている。

価格COMを見ると上位機種のD800が25万円を割っている。D600は18万円代だ。
その差があまりない。これだと、軽さと小ささでD600を選ぶ人はいるだろうが、逆
にD800を買う人が多くなる気がする。

果たしてD600は、D800のように成功するだろうか?


「デジカメ生活を見る」


「静寂に咲く」

2012年10月2日火曜日

ソニーとオリンパスの協業に思う


巨額の損失隠しがバレて、ヨレヨレ状態のオリンパスが、ソニーと手を組む
事になった。

一時は、マイクロフォーサーズで共に事業展開しているパナソニックと手を
組むのではないか、との噂もあった。しかし、結果はソニーになった。ここの
ところパナソニックの業績もイマイチぽいので、妥当なところだろう。

また、オリンパスがOM-D E-M5に、パナソニック製センサーではなくソニー
製のセンサーを搭載してから、協業相手はソニーだろうと思っていたので、
不思議ではない。

ここで気になるのが、パナソニックと歩調を合わせやって来たマイクロ4/3の
行方だ。マイクロ4/3も今や市民権を得たきた。フォーサーズの言い出しっぺ
であるオリンパスが止めるわけはないと思うが、果たしてどうだろうか?

一眼の流れはフルサイズとAPS-Cにある。その道を行くソニーが、マイクロ
4/3なんか止めろと言うと、オリンパスは聞かざるを得ないのではないかと
思ってしまうのだ。


そうなると、パナソニックだけでマイクロ4/3マウントを維持できるはずがない
ので、消滅することになる。

一方、ソニーとパナソニックは実は仲が良いのではないか。そう思えることも
あるので、見捨てることはないとも言える。

かつてパナソニックはLC1というデジカメにソニー製のセンサーを使っていた。
また、8月末に発売したLX7にもソニー製センサーを使っている。更に噂だが、
フラッグシップ機のGH3にもソニー製センサーを使っているのではないかと言
われている。そうであれば、マイクロ4/3の消滅論はなくなる。

今現在、オリンパスはフォーサーズとマイクロ4/3に多くのレンズ資産を持って
いる。パナソニックもレンズ開発に力を入れているので多くのマイクロ4/3レン
ズ資産を持っている。

これを生かすなら、逆にソニーこそマイクロ4/3に参入すべきだとの論法があっ
ても可笑しくない。

いろいろ新しいものが好きなソニーである。ぜひセンサーの供給だけでなく、
カメラ本体も開発して、マイクロ4/3に参入して欲しいと思う。そうなれば、マイ
クロ4/3の未来は明るいと思うのだが、暴論だろうか?


「デジカメ生活を見る」


「秋空とコスモスと自転車」