2012年11月25日日曜日

気になるLUMIX GH3など

 
パナソニックのフラッグシップ機であるLUMIX GH3が12月中旬に発売される。
マイクロ4/3なので、フルサイズ一途の人は目もくれない機種だが、デジカメ
を始めた機種がLUMIXだったこともあり、気になっている。

現在もキヤノンEOS 7DのサブでLUMIX GX1を愛用していることもあり、パナソ
ニックが力を入れて開発したフラッグシップ機であれば、なおのこと見過ごせ
ないのである。

そんなこともあり、GH3のモニター販売にボディ単体を申し込んでみたが、結果
は落選だった。予想以上に高い競争率だったようだ。

落選直後は、当選者数を増やせよ!と、ちょっと腹を立ててみたものの、結果
は変らないので、今は購入について冷静に思案中である。

12月1と2日には、品川のホテルでGH3のデビューイベントがあり、ここで実機
に触り、「買うボタン」を押す決断をしたいと思っている。

GH3を買うには、カメラ店の値引き制度を使うのがベターだ。下取りを出す必要
があるが、GX1を出すわけにはいかない。コンバージョンレンズを3本出して見よ
うか、などと思案中である。

もう一つフルサイズ機も大いに気になっている。5DマークⅢか6Dか?一度は
使ってみたい、撮ってみたいとの思いが強い。

ここは、一気にEOS 7DとEF-Sレンズを下取りに出して、大人買いに走るか^^;
何やら、出費が続きそうな気配の年末が近づいてきた。。^^;


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「落羽松(ラクウショウ)の紅葉:神代植物公園」

 

2012年11月24日土曜日

富士フイルムX-E1


11月17日、富士フイルムから、X-Pro1に続くミラーレス一眼X-E1が発売された。
デザインは、X-Pro1に続くクラシック調の箱形だ。

撮影素子は、X-Pro1と同じものを使いながら、少し小型化され、価格も抑えられ
ている。また、最近流行りのローパスフィルターレスになっている。

富士は、こうしたクラシック調のカメラをXシリーズとしてコンデジとミラーレス一眼
で展開している。Xシリーズは、コンデジのFinePix X100から始まり、富士フイルム
としては久々ヒットシリーズになっている。次々に新機種を投入し勢いがある。

さて、X-E1の特徴は、その操作性だろうか。アナログ操作に拘ったものになって
いて、ユーザーの受けがいい。シャッタースピードがダイアル式だし、露出補正も
ダイアル式になっているのだ。

こうした操作性は、単に古くからのカメラファンの心を掴むだけでなく、若いカメラ
好きのユーザーにも好評のようだ。世の中がデジタル化され過ぎた反動というべ
きか、アナログ操作に新鮮さがあるのだろうと思う。

何でも液晶画面で設定できるのは一見便利だが、高級感に欠ける。重厚なスイッ
チを操作する、いじることで、機器を動かすことへの喜びが得られるのである。

富士フイルムのX-E1は、このようなユーザー心理をうまくついていると言えよう。
また、Xシリーズ全体がこうした構想の基に造られ、成功しているのだ。

X-E1の一番の問題は、まだ交換レンズが少ないことにある。現在は5本がライ
ンアップされているだけなので、少し発展性に欠ける。順次、発売されるだろうと
は思うが、今後の富士フイルムの動向を見て行きたい。


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「富士フイルムX-E1」

 


「紅葉の野川べり」

2012年11月19日月曜日

キヤノンEOS 6Dの発売前倒し


先週末、キヤノンはフルサイズの新型EOS 6Dを11月30日から発売すると
発表した。これまで12月上旬に発売としていたものだ。

また、EOS 6DとEF24-105L IS USMのレンズキットは、価格を3万円値下げ
るという。ただし、EOS 6Dと新型のEF24-70L IS USMレンズキットは、12月
上旬。

このニュースを聞いて、多くのキヤノンファンは驚いた。何しろこれまで、予告
より早く発売などしたことがないキヤノンである。遅れることはあっても早いこ
とがなかったので、驚いたのだ。

実情は、ライバル機ニコンD600が、相当売れているという危機感があるのだ
と思う。スペック的にもややリードするD600が、ほぼ同じ価格帯にあり、先行し
て売れているのだから、キヤノン上層部は相当慌てたのではないだろうか。

製造部門にムチを入れた感が強いが、それにしても、キヤノンは、ここのとこ
ろライバルのニコンの戦略を読み違えている気がする。

今年春に発売されたニコンD800は、画素数がキヤノンEOS 5D Mark IIIを1,000
万画素以上、上回るスペックだし、D600もEOS 6Dを上回っている。

単純に今造れるものをただ造っていては、競争に勝てない。ライバルのスペック
と同等か上回らないと、土俵に上がる前から負けているようなものだ。

現状でキヤノンは、これまで培ってきた販売力やユーザーの信頼があるから、
少々劣る製品でも、売れる。しかし、こうした負けの匂いが市場に蔓延すると
危険だ。

今、キヤノンには、大いに反省を促したい気分である。


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「秋光の中で」

2012年11月11日日曜日

ソニーα NEX-6


10月末に、ソニーα NEX-6が発表された。11月16日から発売される予定だ。
外観は、今年初めに発売されたα NEX-7に似ていて、サイズ(幅、高さ、厚さ)は、
119.9x66.9x42.6 mmで全く同じである。

ミラーレスカメラの中で、ソニーNEXは独特のデザインをしている。シニースタイル
と言うべきか、独自性が強い。他社のミラーレスは、従来のカメラデザインの延長
線上にあるが、NEXは未来志向のデザインと言えようか。

このため、NEXシリーズは、操作においても独自性を打ち出し、昔からのカメラ操作
に慣れたユーザーからは、ちょっと批判を受けることがあった。独自性、革新性に
拘り過ぎたきらいがあった。

一方、グリップなどは、独自デザインにも関わらず、なかなか良くできていて、予想
以上に握り易い。また、当初は尖ったデザインと思われていたものも、α NEX-7の
デザインから評価も高くなり、デザインの方向性を獲得したように見える。

その意味で、今回発売されるα NEX-6が、古典的なモードダイヤルを備え、α NEX-7
のデザインを踏襲してきたことは、ソニー流の伝統と革新の融合なのかもしれない。

α NEX-6は、今後のソニーα NEXシリーズの方向性を占う機種になるだろう。無線
LANやアプリ機能も備えているので、ヒットすれば、いよいよソニーは、NEXに力を
入れてくることになる。フルサイズのNEXまで創るかもしれない。^^
売れ行き等を注目してみて行きたい。


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「鳩の飛翔 1」

「鳩の飛翔 2」

「鳩の飛翔 3」

「鳩の飛翔 4」

2012年11月5日月曜日

キヤノン EOS Mに触った


10月12日に発売されたEOS Mに触った。Mはキヤノンが開発したミラーレス
一眼である。各社がミラーレスを次々に発売する中で、キヤノンが一番最後
にやっと発売したミラーレスである。

ユーザーの期待はかなり高かったものの、買ったユーザーの評価はイマイチ
のようである。価格COMのユーザー評価が良くない。

何が悪いのか?
ユーザーレポートでは、AF性能を悪く採点していた。その悪いAF を確かめ
たくてヨドバシカメラで触ってみた。

まず、触った瞬間。厚い、ボディが厚すぎると思った。マイクロ4/3を使
っているので、その厚さはちょっと理解できない程だ。

次に噂のAF。シャッターを押してみた。う、遅い、遅いぞこれは、と呟くほ
ど遅い。オリンパスが初めて発売したマイクロ4/3のAFもちょっと遅かったが、
それ以上に遅い。そして迷いも多い。

何てことだ。カメラメーカーの中で一番最後に発売されたミラーレスなのに、
なぜこんなに遅いのか。各社のミラーレスを研究していないのか?

どうやら、キヤノンはミラーレスの開発研究を怠って来たように思える。ここ
一年くらいで慌てて造ったのではないか?そう思える。絶対欲しくないカメラ
になっているではないか。^^;

これはキヤノンに猛省を促したい。サンプル画像では、写りは他のEOS並みに良
いのに、AFがこれでは使う気にならない。試したのが室内なので、屋外なら
もう少し良いのかもしれないが、デザインも含め全体として、感覚に合わない。

ここのところキヤノンのカメラに勢いがない。一眼レフのセンサー性能では
完全にソニー製に負けているし、販売面でもニコンD800、D600に負けている。

融通の利かない大企業病にかかっていないか?傲慢な体質になっていないか?
キヤノンの一眼レフを使っている身として、このままでは先行きが心配である。


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「多摩川を渡る小田急線 1」
「多摩川を渡る小田急線 2」