2013年12月27日金曜日

LUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8 へ一言


今年の紅葉シーズンに評判のよいLUMIX G X VARIO 35-100mm/F2.8を買った。使ってみ
て、写りの良さは、所有しているLUMIXレンズの中で抜群であることを知った。

また、インナーズーム機構なので、ズームしてもレンズの長さが変らないことや防塵防滴であ
ることも評価しているところである。ズームリングのトルクにも高級感があって操作性も非常に
よい。撮影に出る時は、毎回ザックの中に入れるレンズになりつつある。

ところがこのレンズについて、私は気に入らない点がある。そのことについて一言指摘したい。
それは、塗装仕上げについてだ。

「GX7に装着したピカピカ紫色に光る35-100mm/F2.8」
 

G X VARIO 35-100mm/F2.8を買って、始めに装着したのはGX7であった。装着した全体の形
はなかなか良いものの、ボディとレンズの色味が変なのだ。よく見てみるとレンズが紫色に光
っているではないか。あれ?黒ではないのか?当初は、黒い塗装が光の具合で紫色に見え
るのだろうと思っていた。しかし、よく見てもやはりボディは紫色なのだ。

何だこれは?と疑問に思った。ひょっとしてGH3とほぼ同時期に発表されたレンズなので、
GH3に似合のかもしれないと思い、GH3に装着してみた。結果は同じ。形は悪くないがボディ
との色のバランスが悪い。レンズが紫色にピカピカ光って違和感があるのだ。

また、この光沢仕上げの塗装は滑りやすい。ツルツルしていて滑りやすい仕上げなのである。
レンズは、レンズ交換する時、かなり触るもの。これが滑りやすくては問題である。

いったい、開発者は何を考えて、紫色の滑りやすい仕上げにしたのだろうか?どう考えても
理解できない。レンズが単体で使うものなら文句は言わない。しかし、レンズはカメラというボ
ディに装着して使うものなのだ。そのバランスを欠いていては話にならない。

同じXシーリーズのLUMIX G X VARIO 12-35mm/F2.8もボディ色は、同じ紫色の光沢のある
仕上げになっている。欲しいレンズの一つなのだが、このことがネックになっていて、買い増す
気になれないでいる。

いずれこれ等のレンズは、先々モデルチェンジするだろう。どうかその時は、紫色の光沢仕上
げは止めてほしい。黒色に変更し、滑りにくい仕上げにすることを強く要望しておきたい。


「GX7+G X VARIO 35-100mm/F2.8で撮影」

「デジカメ生活を見る」


2013年12月7日土曜日

ニコン、フルサイズ一眼レフDfに触った


ニコンDfが11月28日に発売された。早速、感触を確かめるため家電量販店で触ってみた。
写真で見た第一印象は、イカツイ、ガンダム、グロテスクという感想を持ってしまったものの、
いざ実機に触ってみると、レトロな佇まいに心惹かれるものがあった。

カメラ雑誌の各誌でもプロの方々は、かなり誉めていて欲しい一台に入れている人が多い。
確かに、これまでにない一眼レフであり、フイルムカメラを知っている人ならだれでも心惹か
れるだろうと思う。

 


いざ、触ってよく見てみると、ちょっとダイヤルやボタンが目立って、違和感があったシルバー
色だが、単なるシルバーではなくちょっとアメ色が入っていて、なかなか上品なのだ。「いいじゃ
ない!」という言葉がついて出た。

次にグリップ。Dfのグリップはかなり小振りで、鷲づかみタイプではない。指を斜めにかける
タイプだ。よって大きな望遠レンズを手持ちで振りまわすカメラではない。やはりスナップ用途
なのだ。そう考えればこのグリップは理解できるし悪くないと思う。

DFの特徴は何と言ってもその操作性だ。各種の主要な設定をダイヤルとボタンでやるように
なっている。いじってみると、これがなかなか面白い。ISO感度、絞り、露出、シャッタースピード、
撮影モードがすべてダイヤル操作なのだ。

操作していると、昔触ったフイルムカメラを思い出した。フイルムカメラをいじっている気持ちに
なった。ちょっと回しずらい電源スイッチなども、昔のカメラも回しずらいところがあったとか、そ
んなところまで思い出させる要素が詰まっていた。

その中で操作がわからなかったものが撮影モードダイヤルである。力を入れて回しても回らな
い。押したも押しこめない。しかたなく店員さんに声を掛け聞くと、引き上げて回すのだと言われ
ビックリ。確かに上に引き上げると回った。そんな操作も昔のフイルムカメラにあったかもと思い、
笑ってしまった。

シャッターを切ってみた。するとちょっと堅い音がした。音と切った後のボディへの振動がちょっ
とソニーのα7と似ていると思う。固い壁に当たるような感じがした。ちょっと好みではないが、
まあ許容範囲だろう。

それにしても、いじればいじるほど、触れば触るほど、面白さにハマる。機械としてのカメラを操
作する楽しさを味わうことができる。素人がこの操作を遠目に見れば、きっと操作している人に
敬意を払うだろう。そして、素人には絶対使えないカメラである。

短時間であったが、Dfに触って思ったことがある。それは、Dfで撮った写真の写りが、少々悪く
ても、カメラが悪い、性能が悪いではなく、「お前が悪い」「お前の操作が悪い」とカメラに言われ
るだろうということである。それだけ、Dfには高い存在感がある。

触っていて、危うく私の「欲しいモード」のスイッチが入りそうになった。現在2つのマウントを使っ
ているので、そこは自分に言い聞かせた。「買わない、買えない」と。


「野良猫くん」
 

「デジカメ浪漫を見る」

2013年11月24日日曜日

パナソニックのLUMIX DMC-GMに触った


LUMIXの超小型デジタル一眼カメラのGMが11月21日に発売された。この小ささは、たぶんペン
タックスのQシリーズを抜いて、レンズ交換式カメラとして世界最小だろう。

パナソニックは、ミラーレス一眼の創設メーカーとして、GFシリーズで小型化を追求していた。
ところが、ソニーがAPS-Cセンサーで小型化を追求したNEXシールズを出したり、ペンタックスが
小型センサーを搭載した超小型一眼Qシーリーズを発売したので、すっかり小型化のお株を奪わ
れてきた。

ここのところ逆にGF6は少し大きくなり、GH3も操作性向上のために大きくしてきた。パナソニック
は、小さいカメラの開発を止める方針に転換したのだろうと思っていた。

ところが、この超小型一眼のGMを発表し、発売してきた。これには内心かなり驚いた。マイクロ
4/3センサーでの小型化はもう限界であり、白旗を上げたのだと思っていたからである。それが、
秘かに小型化の技術を探り、そしてGMへと結実させてきたのだ。おおいに拍手喝采である。
GMの開発にあたった技術者たちに拍手を送りたい。


「GMのレンズセット(幅98.5mmしかない)」
 


さて、前置きはこれくらいにして、GMに触った第一印象を書こう。触ったのはいつものように家電
量販店。触った!と言ってもデザインやスタイルは早くからモックが展示してあったので、実機を
見ても驚くことはなかった。あたりまえだが、実機の方が高級感がある。

初めて見る人はオモチャだと思うかもしれない。しかし、造りは良く出来ている。小さいゆえに
グリップが気になるが、別売の金属グリップが無くても、右手で上手く持てる。前面の仕上げがレ
ザーなので、滑ることもなく持ちやすい。

各種のスイッチ、ダイヤル類もまずまずしっかりしている。電源ON、OFFスイッチがニコン機のよ
うにシャッターボタンの外周に配されていて、ちょっと残念なのだが、スペース効率を考えるとや
むを得ない。操作して見て動かしやすかったので、納得した。

搭載しているセンサーは、GX7に搭載されているパナソニックが開発した最新のものだ。評判
のいいセンサーである。超小型でも写りに手抜きはない。嬉しい限りだ。

機能的には、GX7と同じで、今パナソニックが持っている技術が全て入っている。サイレントモード
やコマ撮りアニメ、クリエイティブコントロールなど挙げることができないほどテンコ盛りだ。動画
もフルハイビジョンで撮れる。

GMに触っていると、どんどん欲しい気分が高まってくる。これで街撮りしたい、これでスナップし
たいなど気分が高まってくる。そんな中でちょとだけ気になった点、改善して欲しい点を書いてお
きたい。

各種のスイッチ、ダイアル類は良く出来ているのだが、高さを抑えるために若干操作性が犠牲に
なっていると思う。それがモードダイヤルの薄さである。もう少し厚みがある方が扱い安いと思う。
それから上面に付いている、フォーカスモードの切替えスイッチもそう感じた。

あと、内蔵フラッシュの納まりがイマイチである。平らにおさまらず、若干正面右が浮いている
のだ。もう少しツライチになるよう工夫が欲しいと思う。

欲を言えば、裏面や側面なども徹底してレザー仕上げにできなかったかと思う。小さいのに徹底
して高級な造り込みをする。そんなカメラでもよかったと思う。いずれライカ版が出ると言われてい
るが安くてもそれに負けない仕上げにして欲しかった。

それにしても、よくこんなに小型化できたものだ。カメラ史に名を残す機種になると思う。1月をめ
どに購入を予定(もっと早くなるかも^^;)しているので、試し撮りが終われば、写りや操作の報告
などをこのブログで詳しくしたいと思う。


「朝焼けの浪漫鉄橋」

「デジカメ生活を見る」

2013年11月22日金曜日

ソニー、「α7R」と「α7」に触った


11月15日に発売されたソニーのフルサイズミラーレス「α7R」と「α7」に触った。場所は、いつも
のように家電量販店である。触った第一印象を簡単にまとめてみた。

初めの印象は、思っていたより「小さい」である。触ってみるとミラーレスだからこんなものかと
思ったが、フルサイズであることを考えると実に小さい。ソニーの小型化する技術の優秀さを感
じた。




「レンズを装着したα7」


また、重さも予想よりかなり軽く感じる。フルサイズのイメージから重いだろうと思わせるのだが、
実際はかなり軽い。一眼のフルサイズと言うイメージからするととても軽い。デザインは、巷間で
はあまりよくない。特に長年カメラを使ってきたプロの受けがよくないようだ。ただ、私は悪くない
し理解できるデザインだと思う。全体のデザインはアリだと思った。

デザインで細部を見ると、もうちょっとなんとしてよと思うところもある。グリップ部分の仕上げは
レザー調なのだが他の部分が塗装仕上げである。これがそれほど高級感を感じないのだ。
レザー張りの部分を増やすと高級感が増すと思う。ただし、そうすると上位機の一眼レフに似て
くるので、ソニーはそれをあえて避けたのだろう。一眼レフとミラーレスの両方を製造するメーカー
の苦しさと言えようか。

いつも触って一番気になるのはグリップ。α7Rとα7のグリップは、いわゆる鷲づかみタイプではな
く、中指と薬指を斜めにかけるタイプなのだが、指の納まりがよく握りやすかった。鷲づかみタイプ
ではないので、大きな望遠レンズの装着には適さない。と言っても、この2機種の用途は、まち撮
りスナップだろうから、問題ない。スナップ機のグリップとしてはよく出来ていると思う。

触った第一印象の最後に、これで良いの?と思うものがあったので書いておきたい。それはシャ
ッターだ。以前からソニーのフルサイズのシャッター音は好きではないが、この2機種もまた嫌い
な音だった。変に濁った音で、一番まずいと思うのは、シャッターを切った最後にボディが振動す
ることだ。

ボディーが辺に揺れる。「ドシャーと音の後にブルブルと手に振動が伝わってくる。何度やっても
同じで、個人的には全く不快であった。以前キヤノンのEOS 40Dのシャッターも振動があると言
うので、問題になったことがあったが、個人的にはそれどころではないと思った。

このことについて気になったので、価格COMの掲示板を見てみた。そうすると、シャッター音が
よくないという意見と同時に、非常によいとする意見もあった。皆がみんな、悪いと思っているわ
けではなさそうだった。

まあ、私が触ったのは量販店の展示機なので、決めつけはできない。それぞれ感じ方は様々な
ので、関心のある方は自分の手で確かめてほしい。決めつけるつもりはない。

いずれにせよ、α7Rとα7は、フルサイズミラーレスの歴史の扉を開いたカメラである。カメラ史に
名前を残すことは間違いない。これからの売行きを含め、ユザーの意見などを注視しながら見
ていきたいと思う。


「庭園観賞」
 

「デジカメ生活を見る」

2013年11月7日木曜日

ニコン、フルサイズ一眼レフDfを発表


ニコンが11月5日、デジタル一眼レフ「Df」を発表した。Dfは、35mmフルサイズセンサーを搭載
した新しい機種で、11月28日から発売するという。

実はこの発表の前から、HP上にティーザ―動画を流し、Df発表の予告をしていたので、特段驚く
事はなかったが、そのデザインには驚いてしまった。


ニコン Df 正面」


ティーザー動画から、流行りのレトロ調であることはわかっていたものの、ここまでレトロで
くるのか、ここまでやるのかと言う感想を持った。レトロと言えば、オリンパスがODM-EM5で
大成功し、最近発売されたEM1へと続いている。


「ニコン Df 背面」
 


このDfの画像を見た時、EM5やEM1がすぐ頭に浮かんだ。ニコンには失礼だがモノマネか?とう
がった見方をしてしまった。ただ、発表会の記事では2009年ころから開発を始めていたというの
でそれを信じるしかないのだが。

Dfの主なスペックは以下のとおり。

〇マウント:ニコンFマウント(AFカップリング、AF接点付)
〇有効画素数:1625万画素
〇撮像素子:36.0×23.9mmサイズCMOSセンサー(D4と同じ素子)
〇連続撮影速度:CL約1~5コマ/秒、CH約5.5コマ/秒
〇ISO感度:ISO 100~12800(1/3ステップ)
〇ファインダー視野率:上下左右とも約100%(FX)
〇シャッター最高速度:1/4000
〇液晶モニター:3.2型低温ポリシリコンTFT液晶モニター、約92万ドット
〇寸法(W×H×D):約143.5×110×66.5mm
〇重量:約765g(バッテリーおよびSDメモリーカードを含む、ボディーキャップを除く)

この中で気になるのは、シャッターの最高速度が1/4,000秒なことである。ほぼ同じ大きさで
小型軽量を追求したキヤノンEos6Dも1/4,000秒なので、小型化の影響により1/8,000秒のシャ
ッターユニットを搭載できなかったのだろうと思う。しかし、そこを技術で乗り越えてこそ価
値があるのだが、安易な妥協をしているように見える。

一方、ファインダー視野率は、ほぼ100%なので、この点は大いに評価される。ちなみにEos6D
は、97%であり、フルサイズを持つ喜びに水を差している。ニコンはこの点は抜かりない。

一眼レフに動画機能を始めに付けたのは、ニコンだった。しかし、このDfには動画機能は搭載
されない。思い切った割切りである。確かに、このデザインで動画を撮ることは似合わないだ
ろう。静止画専用と言うのも潔い仕様である。

さて、このDfの評判はどうだろうか?と価格COMの掲示板を覗くと、賛否両論である。インパク
トのあるデザインだが、好き嫌いがはっきりしているようだ。個人的には、レトロ調は歓迎する
ものの、写真で見る限りちょっと厳つくてグロテスクだ。特に正面デザインはやり過ぎではないか
と思う。(実機に触ると印象が変わるかもしれない)

キヤノンのフルサイズとマイクロ4/3を愛用しているので、ニコン機に手を出す余裕などないが、
売行きには注視したい。売行き次第では、今後のカメラデザインに影響しそうだ。


「パンパスグラス(ラフモノクロームで撮影)」
 


「デジカメ生活を見る」


2013年10月26日土曜日

ソニー、ミラーレスのフルサイズ一眼(α7R、α7)を発表


長くウワサされ続けてきたミラーレスのフルサイズ一眼を、ソニーが10月16日に2機種発表した。
機種名は「α7R」と「α7」だ。カメラファンであれば、誰しもいつかミラーレスのフルサイズ機が登場
するだろうと思っていただろうから驚きは少ないかもしれない。だが確実に、カメラ史に名を残す
機種になる。

これまでソニーのミラーレス(Eマウント)には、NEXの名前が付いていた。それがこれ等の機種
から一眼レフ機(Aマウント)と同じ「α」を付けるのだと言う。「α」はコニカミノルタ時代からの伝統
の呼称であり、そこにソニーの新機種への意気込みが感じられる。

ただし、ソニーの一眼での位置づけは、「α7R」がAマウントの「α99」 の下、「α7」がAマウント「α77」
(APS-C機)の下の位置づけだと言う。ちょっと面倒で理解に苦しむヒエラルキーだ。

α7Rとα7の違いは何かというと、流行りのローパスフィルター無しと有、CMOSセンサーの画素数
だ。α7Rは、ローパスフィルターレスで有効約3,640万画素。α7がローパスフィルター有で有効約
2,430万画素である。


「α7R正面」
 
「α7R背面」
 


ボディデザインは、α7Rとα7ともにほぼ同じである。写真で見る限り機種名のロゴが違うくらいだ。
NEX系の四角いボディデザインからファインダーのある中央部が盛上った一眼レフに近いデザ
インになっている。

両機の共通するセンサー以外の主なスペックは以下のとおりだ。

〇ISO感度:静止画撮影時 ISO100-25600(拡張ISO50)、AUTO(ISO100-6400)
         動画撮影時 ISO200-25600相当、AUTO(ISO200-6400相当)
〇動画:AVCHD規格 Ver.2.0準拠/MP4
〇ファインダー:1.3cm(0.5型)電子ビューファインダー(XGA OLED)
          約0.71倍(50mmレンズ、無限遠、視度-1mディオプター時)       
〇液晶モニター:3.0型ワイドTFT駆動、921600ドット、チルト機構   
〇WiFi:搭載
〇ボディ寸法:約126.9×94.4×48.2mm
〇ボディ重量:α7R 約465g、α7 約474g バッテリーとメモリー込み

さて、このスペックの中で驚くべきは、小さくて軽量なことである。フルサイズでもミラーレス化によ
ってここまで小型・軽量化できるのは、流石はソニーと言うべきだろう。

キヤノンの一眼レフ5D Mark Ⅲの大きさは、152x116.4x76.4mmで重量は約950g。ニコンD800は、
146x123x81.5mmで約1000gもある。ソニーα7R、α7の2機種はこの半分しかないのだ。

フルサイズ一眼レフの所有者の中には、大きさと重さに悩むユーザーは多い。そこにこの2機種
が発売される意味は大きい。世界のフルサイズ一眼の市場を独占しているキヤノンとニコンの
牙城を切り崩せるかもしれない。また、フルサイズ一眼を大きくて重いと敬遠していた人にも訴求
するだろう。

ただ、個人的には少し疑問に思うとろがある。それは小さ過ぎないかと言うことである。実は私が
所有しているマイクロ4/3のGH3(132.9x93.4x82 mm約550g)より小型で軽量なのだ。GH3よりフル
サイズ機なのに小さいと言うことは、グリップに影響が出ていると思うのである。

実機にはまだ触っていないので、ハッキリしたことは言えないものの、価格COMの掲示板にもグ
リップに対する不満が若干出ている。フルサイズ一眼であれば、大きなレンズを付けることだって
多いはずだ。果たしてそれで、バランスは大丈夫なのかと思うのである。この点については、発売
後、実機に触ってレポートしたい。


「バラ園の人々」
 

「デジカメ生活を見る」


2013年10月19日土曜日

パナソニックが超小型 LUMIX DMC-GM を発表


このブログで2回ほどお知らせしてきたパナソニックの超小型マイクロ4/3機が、10月17日に発表
された。名前を「LUMIX DMC-GM」と言う。通常パナソニックの一眼カメラの名称には、番号が付
くのでGM1なのかと思っていたが、HPには番号がなくGMだけの表記になっている。

この番号なしには何か意味があるのかもしれない。ひょっとして一代限りかと思ったが、あらか
じめそれは無いだろうと思う。ナンバー付けの仕方をこのGMから変えるのかもしれないが、詳細
は不明。

 

さて、このGMは発表会を行っているので、パナソニックがかなり力を入れていることが理解でき
る。また、ボディ色が4色も用意されており、力が入っていることを伺わせる。

主なスペックを箇条書きにまとめると次のとおりだ。

〇撮像素子:有効1,600万画素の4/3型Live MOSセンサー
〇液晶モニター:約104万ドット、静電容量式タッチパネル
〇内蔵ストロボ:ポップアップ式
〇対応バッテリー:「DMW-BLH7」
〇ボディサイズ:98.5×54.9×30.4mm
〇最高シャッター速度:1/16,000秒
〇シャッター機構:電子制御式単幕フォーカルプレーンシャッター / 電子式シャッター
〇無線LAN機能:搭載
〇ボディ重量:約204g(バッテリー、メモリーカード含む)
〇キットレンズ装着時重量:約274g(12-32mmレンズ装着での撮影時)
〇ボディカラー:オレンジ、ブラック、ホワイト、シルバーの4色。
〇販売形態:レンズキット(GM+G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 )

この中で、やはり驚くべきは、ボディサイズだ。事前に流れていたウワサでは、ソニーRX100
(101.6x58.1x38.3 mm)やLUMIX LF1(102.5x62.1x27.9 mm)とほぼ同じ大きさだと言われていた。
ところが、GMは98.5×54.9×30.4mmなので、それ以上に小さいのだ。すでに家電量販店やカメラ店
にGMのモックアップがあったので見ているが、本当に小さい。

レンズ交換式カメラとして、撮影素子1/2.3型を搭載するペンタックスのQ7(102x58x33.5 mm)
がこれまで一番小さい一眼だったが、4/3型素子を積みながら、これを抜いているので、GMの
小型化技術は実に素晴らしい。

また、付属するレンズ(G VARIO 12-32mm F3.5-5.6)も非常に小さい(φ55.5×24㎜)。ズームレン
ズでありながら、単焦点の20mm F1.7Ⅱ(φ63×25.5mm)より小さいのだ。ただ、GMの小さいボディ
にG VARIO 12-32mm F3.5-5.6を付けると、ボディが小さいので大きく見えてしまう。サイズ感覚が
狂ってしまうのである。

気になる撮影素子は、先に発売され好調に売れているらしいGX7と同じものだという。この素子で
あれば文句のつけようがない。他の機能もGX7と同様のものが盛り込まれているようだ。

個人的に残念なのは、ファインダーがなく外付けファインダーのLVF2も装着できないことである。
小型化を狙ったカメラなので、そこは諦めるしかない。LVF2を所有しているので、装着できるなら、
即決で予約する所だが、少し様子を見ようと思う。

ただ所有カメラとレンズが増え、使わない、使えない状況があるので、幾つかを下取りに出して
GMを手に入れるつもりだ。価格の動向を見ながら、GETしようと思っている。発売日は11月21日
である。


「ダリア」


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2013年10月13日日曜日

オリンパスOM-D E-M1に触った


先日、発売されたばかりのオリンパスのフラッグシップ機OM-D E-M1に、家電量販店で触った。
E-M1は、マイクロ4/3でありながら一眼レフの4/3Eシステムを吸収して統合する機種として、オリ
ンパスでは位置付けている。

つまり、オリンパスでは、4/3一眼レフのEマウントをE-M1によってマイクロ4/3マウントに統合する
ことにしたのだ。一眼レフを造ることを止め、ミラーレス一眼に統合することにしたのである。



「OM-D E-M1」

この統合による課題は、Eマウントの一眼レフユーザーが所持しているレンズのAF性能をマイク
ロ4/3でも問題なく作動させることであった。そこで、E-M1にはマイクロ4/3のコントラスAFに加え、
像面位相差AFを組み込んで来たのである。このAFシステムをオリンパスでは、「DUAL FAST
 AF」と呼んでいる。

像面位相差AFは、パナソニックを含めたマイクロ4/3陣営で初めて搭載される。これまでもEマウ
ントのレンズは、アダプターを介してマイクロ4/3でもAFを作動させることができた。ただ、コントラ
ストAF専用に造られたマイクロ4/3のレンズと異なりスピードと精度で劣っていたのだ。

さて、前置きが長くなったが、このようにE-M1はオリンパスにとって、重要な役割を背負ったカメ
ラなのである。その意味で大いに好奇心満々で触って来た。

見て触って、始めの感想は、「あれ!小さい」だった。何しろWEBやカメラ雑誌でかなりCMを打っ
ていて、写真で見るとフラッグシップ機らしく、大きくて迫力のある形に見えていたからである。

デザインは、写真で見るのと同じなのだが、想像していたより小さいのでちょっと拍子抜けした
のだ。また、グリップも思っていたより小さい。普通よりやや大きめの私の手では、小指を絡め
ることができない。また深さも少し足りなくて、不満が残った。

グリップは、縦位置撮り用のバッテリーグリップを付けるとよくなるかと思って付けて握ってみた
が、小指の余りはなくなるものの、深み不足は解消されない。やはり写真で見るように少し細身
なことが影響しており、手の大きい人は不満に思うかもしれない。

デザインは、E-M5で衝撃を受けたクラシック調の流れを踏襲している。しかし、E-M5のような衝
撃は受けなかった。言葉は悪いが、二番煎じなのである。そう思うと表面仕上げもE-M5やE-P5
の方がよく見えてしまった。

素晴らしいのはダイアル類の操作感である。回す時の重さ、トルク感が実にいいのだ。一級品で
ある。これはキヤノンやパナソニックの各機種よりも優れていると思う。

また、売りの新しいAFもかなり早い。同じマイクロ4/3のパナソニックより早いと思った。シャッター
ボタンを押すと瞬時に合う感じだ。店内の限られた場所での作動なのだが、使えるAFシステム
になっていると思う。

OM-D E-M1の主な特徴をオリンパスのHPから上げると以下のとおりになる。

〇防塵防滴のボディ
〇ボディー内5軸手ぶれ補正
〇超大画面・超高精細EVF
〇高速・高精度「DUAL FAST AF」
〇小型軽量

この中で、私的に少し残念なのは、小型軽量に過ぎることである。オリンパスの開発陣は、小型
軽量を追求しすぎたのではないかと思う。これが先に述べたカメラにとって大事なグリップが小さ
くなっていることから不満が出ることになるのではないかと思うのである。

マイクロ4/3は、撮影素子が小さいミラーレスである故に、小さくなければならないという掟を、勝
手に造り過ぎていると思うのだ。バリエーションとし小さいカメラがあっていいのだが、全てのカメ
ラを小さくする必要はない。

E-M1は、オリンパスのフラッグシップ機である。あらゆるシーンで使うことを前提にしたカメラな
のだ。だとすれば、少々大きくても握りやすいグリップの方が良いと思う。

さて、E-M1は発売されたばかりだが、かなり人気が出ている。マイクロ4/3の愛用者としては、成
功を収め、マイクロ4/3マウントを盛り上げて欲しいと思うところである。


「車窓より(モノクロ)」

 
「デジカメ生活を見る」

2013年10月10日木曜日

パナソニックが超小型マイクロ4/3機を準備中 その2


前回、超小型マイクロ4/3機「GM1」が10月10日に発表か?と書いたが、最近の情報では、もう
少し遅くなりそうだ。一説には10月17日のウワサがあるもののはっきりしない。

ただ、スペックについてについて「43rumors」にある程度信頼できそうな記載があったので紹
介しておきたい。

〇センサー:GX7と同じもの
〇画像処理エンジン:GX7と同じもの
〇背面液晶:タッチパネル式
〇品質とクオリティ:GX7と同等
〇ボディサイズ:LUMIX LF1やソニーRX100に近い大きさ

そして、同時に発表されると言われているズームレンズの12-32mmは非常に小さく単焦点レンズ
の14mm F2.5に近い大きさだと言う。


「所有しているLF1(革張りもの)」


まだ確定した情報ではないが、興味深い内容である。この大きさであれば、ファインダーが内蔵
されていることはまずないだろう。

気になるのは、外付けファインダーが用意されるかどうかである。個人的にはファインダーがない
カメラは使いたくないものの、所有しているLVF2が付けられたりすると気持ちが動く^^;

一番驚くのはズームレンズだ。12-32mmでズームでき、これが14mm F2.5のパンケーキレンズと
同じなら、驚愕の小ささになる。GM1+12-32mmでズームでポケットに入れて持ち歩ける。もしそ
うであれば、世界初のポケット一眼の誕生なのだ。

すべての情報は確定ではないけれども、個人的にかなり気になりだしてきた。GH3を買い、LF1、
GX7と買ってきたので、GM1は買う候補ではない。しかし、内容によっては心が動きそうだ。当然
所有しているカメラとレンズを整理することが前提になる。さて、いつ発表されるのだろう。


「ベンチ(モノクロ)」


「デジカメ生活を見る」

2013年10月5日土曜日

パナソニックが超小型マイクロ4/3機を準備中


先週あたりから、デジカメ情報サイトにパナソニックが超小型マイクロ4/3機を発表すると
のウワサが流れている。発表日は10月10日だという。

8月初めにGX7が発表された頃から、実は小型のGX1後継機も用意されているとのウワサが
あったのだ。それが現実のものになろうとしていのである。

GX1後継機のGX7は、ファインダーを内蔵してきたため、ボディサイズが大きくなった。この
ため小さいカメラが好きなユーザーから落胆の声があったのは事実だろう。パナソニックも
こうした要望があることは把握しており、GX7と同時に小型カメラを開発していたのだと思わ
れる。

この小型カメラは、すでに機種名が挙がっている。「DMC GM1」と言うようだ。一部には下記
のようなフェイク画像が流失している。



「GM1のフェイク画像」
 


この画像どおりなら失望を隠せないが、高級機を予想させる下記のような情報も流れている。

〇本体ボディ:マグネシウム合金
〇本体仕上げ:レザー
〇本体の色:ブラック、シルバー/ブラック、シルバー/ブラウンの3種類
〇大きさはソニーのRX100に近い
〇新しいシャッターシステム(機械式と電子式の一体型?)

またこれ等の情報と共に、12-32mmコンパクトなズームレンズ(GM1とセット販売の可能性高い)
とライカブランドの高級レンズ•Nocticron 42.5mm F1.2も発表されるという。

あまりに小さいカメラは、海外では不人気だと言う。さてこの「DMC GM1」はどうなるだろうか。
質感、画質が特に優れていれば、海外での評価も得られる可能性はゼロではない。メーカーも
そこは理解していて、あえて出す小型カメラである。その意味で、GMⅠのスペック、内容に期待
したい。


「コスモス」
 


「デジカメ生活を見る」

2013年9月27日金曜日

パナソニック LUMIX DMC GX7 ファーストインプレッション その5


GX7には、多くの新しい機能が追加されている。中でも使っていて特に有効だと思う機能は、
以下のとおりだ。

〇ボディ内手ブレ補正:補正機能の無いレンズに作動
〇最高シャッター速度 :1/8,000秒
〇ローライトAF :-4EVの暗部でもAF作動

ボディ内手ブレ補正は、これまで積極的に使えなかったオリンパスのレンズやオールドレン
ズにも使いたくなる。ただし、オールドレンズに凝る可能性があり出費が怖い^^;

1/8,000秒の高速シャッターは、明るい単焦点レンズを開放絞りで使える場面が増える。フイ
ルターで減光する必要が減り、撮影が機敏にできるようになった。

ローライトAFは、夜間の撮影に有効で、高感度撮影の試写でも大いに役立った。日常では
有り難味は少ないかもしれないが、いざという時に役立つ。

さて、下記に前回アップできなかった試写の続きを掲載した。
貼りつけた画像は、RAW+JPGで撮ったもののうちJPG画像を何の補正もせず、PicasaでURL
を入れ、縮小したものである。なお、1200×901ピクセルの画像を見るには、右クリックのメニュー
で「リンクを新しいウィンドウで開く」を選択することで見ることができる。


 
ISO200

ISO200
 
ISO200


ISO200

ISO400

 
ISO200

ISO1250

ISO8000



とても気に入っているGX7であるが、最後に改善要望を出しておきたい。

〇折角、マグネシューム合金を使いながら、塗装の仕上げ方のためか、見方によってはプラス
チックぽく見える。金属をであることを感じさせる塗装仕上げに!

〇モードダイアルの大きさが小さ過ぎる。もう一回り大きく!

〇右側のストラップ取り付け金具の位置があまりよくない。グリップするのに邪魔になることが
ある。人差し指で跳ね上げて使用している。グリップ外のところに付けてほしい!

〇最後に提案!
4:3のセンサーを4:4、つまり真四角にして縦撮りも自在にできるマルチアスペクトを実現して欲
しい。大きめのセンサーになるが、これなら90度チルトファインダーもより有効になる。


LUMIX DMC GX7は、盛り込まれた機能も実にテンコ盛り。パナソニックでは今ある技術を全
部入れたと言っている。
デザインや操作性が気に入ったならぜひ使ってほしいカメラである。

以上でファーストインプレッションは終わり。今後GX7について何か気が付いた点があれば
またこのブログに記載する予定である。


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2013年9月26日木曜日

パナソニック LUMIX DMC GX7 ファーストインプレッション その4


LUMIX DMC GX7を9月13日に手にして、1000枚以上撮影した。インプレッション1に書いた
ように軽快に撮影できるカメラである。高いシャッター音に撮ることを促され、撮影の世界に入
り込むことができる。

下記に約1,000枚ほど撮った中から、参考になりそうな画像を貼りつけてみた。本来ならフルの
元画像を提供したいところだが、容量が大きくなり預けるサーバーがないのでご容赦。
ただし、1200×901ピクセルとし、普段より大きめの画像とした。

貼りつけた画像は、RAW+JPGで撮ったもののうちJPG画像を何の補正もせず、PicasaでURL
を入れ、縮小したものである。なお、1200×901ピクセルの画像を見るには、右クリックのメニュー
で「リンクを新しいウィンドウで開く」を選択することで見ることができる。

撮影時のカメラの設定は、ほぼ以下のとおり。
〇フォトスタイル:風景
〇IDレンジコントロール:AUTO
〇超解像:拡張

撮影に使用したレンズは、画像毎に示していないが、以下のとおりである。ほとんどレンズセッ
トに付属している「G 20mm/F1.7Ⅱ」を使用している。
〇G 20mm/F1.7Ⅱ
〇G VARIO 14-45mm/F3.5-5.6


ISO200
 

ISO200
 

ISO200
 
ISO320
 



高感度の例
ISO6400

ISO8000

もっと沢山の画像をアップする予定であったが、ブログのページ制限のため上手くいかない。
枚数は少ないものの、GX7の実力を見てほしい。

1000枚以上撮って感じるのは、GX7の画質は非常に繊細でクリアであるということだ。発色
はパナソニックらしく、ナチュラルである。JPG画像でもカメラ内で多様な色づけができるので
好みに応じた画像を得ることができる。

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2013年9月22日日曜日

パナソニック LUMIX DMC GX7 ファーストインプレッション その3


今回は、GX7のデザインとレンズ交換が似合うかどうか?分析してみたい。
GX7のデザインは、一部でFUJI X-M1やSONY NEX-7を真似ていると言われることがある。


「DMC L1」
















しかし、それは間違いだ。流れとしては、GF1⇒GX1⇒GX7となり、ファインダーを内蔵したモ
デルとしてコンデジLC1、初代一眼レフL1のデザインの延長上にあるものなのである。GX7の
グリップの形状やファインダーの飛び出したデザインは、LC1とL1とよく似ている。


「DMC GX7」
















後に飛びだしたファインダーは、90度チルトする構造上、止むを得ずそうなったのか、デザイン
上そうしたのかは知らないが、結果としてLC1とL1によく似ているのだ。ただし、賛否が分かれ
ている。個人的には、見慣れればカッコよく見えるので、結構気に入っている。


アイカップなし
アイカップあり

ファインダーに別売のアイカップを付けると、さらに飛び出した形になるが、遮光性が高くなり、
視認性がよくなる。私は装着しっぱなしにしている。多分外すことはないだろう。


一般的に、レンズ交換する一眼レフカメラは、カメラの中央にファインダーがあって盛り上がっ
ている。この形が見慣れているし、脳に刷り込まれているので、レンズを交換するカメラは、そ
の方がカッコよく見える。果たしてGX7のような四角形のカメラに、交換レンズは似合うのか?
どうか?手持ちの幾つかのレンズを付け変え、試してみた。見え方、評価にはいろいろあると
思うが、十分にイケル、使えるとの感触を持った。


















上の写真は、タムロン90mmマクロレンズ(EOS用)をアダプターを介して装着したものだ。バラ
ンスが崩れるかと思ったが、なかなかカッコよく納まっている。後に飛びだしているファインダー
が、大きなレンズとのバランスを保っていると思う。

下記の写真は、手持ちレンズの内、幾つかを装着してみたものだ。四角形の躯体でもそれぞれ
交換レンズが似合っていると思う。


LEICA SUMMILUX 25mm/F1.4
M.ZUIKO  ED 9-18mm F4.0-5.6
 
 
M.ZUIKO  45mm F1.8
G X  PZ 14-42mm / F3.5-5.6


LEICA マクロ 45mm/F2.8
G 20mm/F1.7 Ⅱ




これ等の交換レンズのうち、ベストバランスは、どれか?構えてみたり、いろいろ試した結果
一番目に掲載しているLEICA SUMMILUX 25mm/F1.4が一番よいと思った。

きっと、街ち撮りスナップでも、25mm(35mm換算50mm)は撮りやすい画角だ。ちょうど目の
前の視界がそのままファインダーに納まる画角になる。一本装着してスナップしてもこのレン
ズなら描写力に間違はない。

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2013年9月21日土曜日

パナソニック LUMIX DMC GX7 ファーストインプレッション その2


先日、GX7で高感度別の撮影をしたので結果を掲載する。被写体は、近所のゴルフショップ。
被写体に他意はない。(適地だったので無断撮影させていただいた。ご容赦<m(__)m>)

撮影は、RAW+JPGの最高画素サイズ、画質で実施。
フォトスタイルは、スタンダード、IDコントロール:OFF、超解像:OFFで撮っている。
JPG画像は、撮って出しの無修正。
RAW画像は、ファイルを現像ソフトの「SILKYPIX Developer Studio Pro 5」で開き、そのまま何も
操作せず現像したものである。

なお、縮小画像をクリックすると「800×601」の画像が開く。元画像の文字をクリックすると、フル画
像が開くので、ノイズ等のチェックにどうぞ。


JPG
RAW
(ISO800)

(ISO800)

 
 
(ISO1600)

(ISO1600)

 
 
ISO3200

ISO3200

 
 
ISO6400

ISO6400

 
 
ISO12800
 
ISO12800
 
  
ISO25600

ISO25600

RAW ISO25600元画像



私は、GH3も所有しており、同じ場所でを影し比較してみたところ、高感度域では、GX7の方
が半段から1段程度ノイズが少なくなっていると感じた。なお、GX7はGH3に比べると、露出も
明るめに撮れる傾向がある。それだけ、ダイナミックレンジの広さに自信があるのだろう。
ISO3200は、JPGの撮って出しでも常用できる。RAW現像するなら、ISO12800でA4までいける
のではないかと思う。

GX7のセンサーは、新たに開発されたものだ。此処に掲載した画像から、その性能の素晴ら
しさを感じることができると思う。

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