2013年7月30日火曜日

パナソニック LUMIX DMC GX7の画像 その2


いよいよ、GX7の発表がカウントダウンに入ったのだろうか。新しい画像がWeb上に流れて
いたので、早速、紹介しよう。

ウワサでは、日本時間で8月1日に発表だと言われているので、紹介しなくてもいずれわか
るけれども、やっぱり早い方がいいに違いない^^;


「GX7 正面」















先日の画像では、納得できなかった私もこれを見て嬉しくなった。先日の写真では、グリ
ップが変に大きく違和感があったが、今回の写真を見て納得した。ほぼ期待どおりのデザ
インなのだ。思わずニヤニヤしてしまった。


「GX7 上面」












よく見ると、手元にあるGX1に似ている。また上面から見たグリップは、かつてのL1に似て
先端が尖っている。GX1にファインダーを内蔵させ、L1の面影を感じさせる正常進化のデザ
インである。


「GX7 背面」















スペックも改めて書いておこう。

〇90度傾斜可能なEVF 276万ドットで
〇16MPデジタルライブMOSセンサー
〇1920×1080/60pのフルHDビデオ
〇最速シャッターが1/8000秒です
〇最大感度がISO25600です
〇22種類のクリエイティブコントロール
〇クリエイティブパノラマ
〇サイレントモード
〇フォーカスピーキング
〇ボディ内手ブレ補正
〇NFCとWi-Fi
〇液晶は104万ドットの3.0インチ(上に45度、下に80度)
〇マグネシウム合金ボディ



「ファインダーを90度回転」


















8月1日の発表の際には、新しいセンサーの性能や機能などの説明があるだろう。一番気に
なるのは、センサー性能だ。一説には、過去のマイクロ4/3センサーの中で一番高画質なも
のだという。当然、評価の高いオリンパスのOMDやGH3のセンサーを超えていることになる。
実に楽しみだ。

ちょっと気になるのが、重量と価格。ファインダーが内蔵されたので重くなることは必至。価
格も円安のため高くなるだろう。ボディだけで、10万円を超えそうだ。それでも、写真からは高
級感が伝わって来るので、優れた機能、センサーであれば許せる。しばらく様子を見ようと思
っていたが、早く買ってしまいそうだ^^


「デジカメ生活を見る」

 
「白い蓮」

2013年7月27日土曜日

パナソニック LUMIX DMC GX7の画像


7月26日、GX1の後継機となるGX7の画像がデジカメ情報サイトに一斉に流れた。情報源は、
信憑性の高い43rumorsだ。画像は、グリップの形状を除いて以前流れたイラストにかなり似
ているのでほぼ間違いないだろう。

これ等の情報から、どうやらGX1の後継機の名はGX7のようだ。ただし、もう一つ小型のGX
が発売されるという噂も流れている。それが果たしてGX2となるのか?


「GX7画像」



















さて、GX7のデザインをパッと見て個人的には「う~ん?」だった。グリップを除けば富士の
X-M1にちょっと似ているし、まとまり過ぎている気がする。画像はボディもレンズもシルバー
なので、その所為もあるかもしれない。黒ならもっと引き締まって見える気もする。

実はもっとL1に似た個性的なデザインを期待していた。デザインというのは不思議なもので
まとまり過ぎていると面白くないのだ。

これまで画像上で良いと思ったものは、実物を見るとダメで、ちょっと?と思ったものの方が
実物が良かったことも多かったので、そこに期待したい。

スペックもリークされており以下のとおりだ。

〇有効画素16MPのセンサー
〇ボディはマグネシウム合金
〇ボディ色はブラックとシルバーの2つ
〇新しいボディ内手ブレ補正
〇動画はGH3と同程度
〇最高シャッター速度は1/8000秒
〇連写は5コマ/秒(AF追随は4コマ/秒)
〇暗い個所でのAF可能
〇チルト可能な276万ドットLVF
〇チルト可能な3インチ104万ドット液晶
〇Wi-FiとNFC搭載
〇フォーカスピーキング

これをみると、GH3の性能を超えている部分も多い。以前流れた情報と異なるのは、センサー
の画素数で18MPから16MPに減っているところだ。たぶん、18MPというのは、総画素数だろう。
実行画素が16MPなのだと思う。

このリークの後に流れた情報では、新しいセンサーはパナソニックが開発したもので、現行のど
のマイクロ4/3センサーより、高画質だという。それが事実なら、言うことはない。

シャッタースピードは、オリンパスに続き1/8,000秒だ。これも非常にうれしい。やはり共通のシャ
ッター関係の子会社を使っているのだろうか?

チルト可能なファインダーは、チルト可能な液晶と合わせて、ローアングルからのマクロ撮影に
役立ちそうである。ちょっと気になるのが、後に大きく飛び出しているように見えること。

確かにL1もかなり後の出っ張りが大きかった気がするので、ちょっと気になる。畳む時は、スラ
イドして小さくなればいいが、果たしてどうなのだろう。

日本での正式発表は、一部で8月1日だといわれている。かなり期待できそうな機種なので、ワク
ワクしながら発表を待ちたい。

ただし、今回は飛びついて買わないゾと思っている。GH3は2つのカメラ店に予約を入れてまで買
ったが、GX7は冷静に様子を見ようと思う。ユーザーの評価を見つつ、年末までに買えればと思っ
ている。もし、評判がいいと…困るが^^;


「デジカメ生活を見る」

 
「新宿駅南口 インプレッシブアート」



2013年7月26日金曜日

パナソニック LUMIX DMC LF1 ファーストインプレッション その3


LF1を手にして一週間ちょっと。ほぼ毎日、枚数の多少はあってもシャッターを切っている。
やっと操作に慣れてきたところである。

LF1は、使う側が少しカスタマイズして使った方が便利だ。カスタマイズできるのは、レンズ回
りのコントロールリングと背面のFnボタンである。


「LF1背面」











コントロールリングは、使うモードによって、基本の割り当てがあるので、カスタマイズはそれ
を変更することになる。Fnボタンには、8項目の撮影メニューやセットアップメニューから一つ登
録できるようになっている。

私の場合、設定モードは一眼を使う場合と同じく、絞り優先がメイン。その際、コントロールリ
ングのデフォルトは、絞り調整になっている。これは背面のコントロールダイヤルでもできるの
ため、私はステップズームを割り当てている。

ステップズームは、なかなか快適な機能である。回すことで28、35、50、70、90、135、160、200
と段階的に焦点距離を変えられる。もちろん、シャッターボタンの外側には、ズームレバーが
あるので、無段階で28~200mmまでズーム可能だ。ステップズームが良いのは、一般的な一
眼の交換レンズの焦点距離と同じ値になっているので、画角感覚が得やすく使いやすいので
ある。

Fnボタンには、私はフォーカスエリアの選択を登録している。これで、AFエリアの移動がカー
ソルで行えるしエリアの大小も変更できる。本当は、一眼のGH3のようにAFエリアを親指で自
在に変更できればいいが、現段階でコンデジにそれを求めるのはちょっと酷だろう。

カスタマイズと言えば、写真のように汎用のグリップを貼りつけてみた。これは、価格COMの
レビューで取り付けた例を紹介していたので、真似てみたものである。


「汎用グリップを装着」















グリップがあると折角のシンプルなデザインをスポイルしてしまう。しかし、これを付けると片手
でも撮れる。本当は、革張りがカッコ良くていいのだが、現時点では専用品が販売されていない。
いずれ汎用品を加工して革張りにするかもしれないが、当分これで使ってみようと思っている。

こうしたカスタマイズをしながらほぼ快適に一週間、LF1を使ってきた。しかし、不満点がない
わけではない。使用期間が短いものの、ここで改善要望を出しておきたい。

〇ファインダーの解像度アップ
 あるカメラ雑誌には、LF1のファインダーは付いているだけで有難いものなので、文句を言う
 のは止めようみたいな事が書いてあった。まさにそのとおりなのだが、ちょっとだけ言ってお
 こう^^;
 それは、解像度だ。やはり解像度が低くて、ボケの確認がしずらい。それと一番確認したい
 シャッタースピードと絞り値の文字が見ずらい。この文字は、フォントの大きさ、色を変えれば
 ある程度見やすくなりそうなので、ウォームアップで何とかならないかと思う。
 ファインダーを大きくしろとは、要望しない。カメラのバランスが崩れるからだ。大きくするより、
 解像度を上げることで良いファインダーになると思う。

〇視度調整ダイヤルの位置変更
 これは、6月23日付のブログにも書いたとおり、今の位置では覗きながらの調整が不可能だ。
 構造的な問題を解決して、側面、前面、上面の何処かに移すべきだと思う。

〇電源ボタンの位置変更
 LUMIXのコンデジは、伝統的に電源ボタンはスライドスイッチを採用してきた。ところがここの
 ところの新製品は、押しこみ型に変更している。LF1も上面の右隅に押しこみ型の電源ボタン
 が付いているものの、位置が悪いと思う。
 私は、シャッターボタンと間違って何度も押している。 また、 ポケットの中で押してしまい、レ
 ンズが飛び出したこともある。押しこみ型は良いのだが、間違い易いので位置を変更して欲
 しい。

〇シャッター音と合唱音の独立設定
 現在の設定は、シャッター音量を小さくしないと合唱音を小さく出来ないようになっている。合
 唱音は無音にして、シャッター音だけONにしたいのだが、独立していないのでこれができない。
 ひょっとして、私の操作が悪いのかもしれないけでども、シャッター音、合唱音とも無音で使っ
 ている。シャッターは機械式なので、100%の無音ではないが、ほとんど聞こえない。
 ぜひ、独立設定に変更して欲しい。

以上である。

購入して間もないので、ここで取り上げていないWi-Fi機能や私の知らない機能が沢山ある。
足りないファーストインプレッションではあるが、購入を検討されている方の一助になればと
思う。

ファインダーに魅かれて買う方は、付いているだけで有難いのだということを忘れないで買
って欲しい。自分の目で確かめて、確認し、納得の上で買って欲しいと思う次第である。


「デジカメ生活を見る」


「LF1試写 (ジオラマ)」



















「LF1試写」

2013年7月21日日曜日

パナソニック LUMIX DMC LF1 ファーストインプレッション その2


LF1は、シンプルで好感のもてるデザインをしている。デザインが悪ければ買う気にならない。
過去、パナソニックのカメラは、一眼カメラを含めてロゴが多く、高級感を損ねていたところ
があった。所有しているGX1には、マイクにまでMICと左右にLとRの表記がされているので
驚いてしまう。

「すっきりデザインのLF1」












LF1は過去のパナソニックデザインから決別している。正面からは、金バッジが消えてL字の背
面は黒になった。また、機種名が消えLUMIXだけになった。機種名は上面に小さく書かれてい
るだけだ。もちろん、マイクには何の表記もない。非常にすっきりしているのだ。やっとパナソニ
ックがカメラデザインのコツを知った様に思える。

LF1の主なスペックをまとめると以下のとおりである。

〇撮像素子:1/1.7型 総画素数1280万画素高感度MOSセンサー
〇レンズ:8群10枚(非球面7面4枚、EDレンズ1枚) LEICA DC VARIO-SUMMICRON
〇レンズ倍率/F値:光学7.1倍ズーム(35mm 判換算: 28-200mm) / F2.0-5.9
〇ISO感度:80~6400(拡張ISO 12800)
〇背面モニター:3.0型 92万ドット
〇ファインダー :LVF0.2型 約20.2万ドット相当(視度調整付き)、視野率約100%
〇連写:メカシャッター時は約10コマ/秒、AF追従連写:約5コマ
    電子シャッター時は約60コマ/秒(速度優先)、約40コマ/秒(画質優先)
〇動画撮影:AVCHD FHD 60i:1920x1080 / MP4 FHD 30p:1920x1080(30fps) ほか
〇本体寸法:約102.5×62.1×27.9mm(突起部を除く)
〇重量:約170g(本体のみ)

撮影素子は、昨年発売されたLX7と画素数等が同じなので、たぶん同じものだろう。ソニー製
の可能性が高く、他社でも高級コンデジに使われているので、信頼性は高い。

パナソニックのHPを見るとLF1は、LX7、FZ200と並んでハイエンド機に分類されている。いわ
ゆる高級コンデジだ。ただし、高倍率なレンズを使っており、ハイエンドだけを突き詰めたので
はなく、現実の需要を巧みに取り入れたバランスカメラだと思う。

小さいながらもファインダーを装着したのも、需要のバランスを巧みに取り入れた結果だろうと
思う。このサイズと重量でファインダーを装着したカメラは他に無い。ファインダーだけに注目す
ると失望するかもしれないけれども、その重要性を知っている者には実に有難い。

ISO感度は、拡張で12800まである。一眼レベルの数値だが、実写したところ、1600が実用範囲
で、3200はA4以下の用紙印刷、6400以上は非常用という感じだ。

下記にISO1600(明るい場所、暗い場所)とISO3200(明るい場所、暗い場所)の画像を貼りつけ
た(リサイズもの)ので参考に見て欲しい。1/1.7型センサーのコンデジとしては、健闘している思
う。コンデジでもここまで撮れる時代になっていることを実感した。

「その3を見る」


「デジカメ生活を見る」


「明るい場所のISO1600」
 
「暗い場所のISO1600」
 
「明るい場所のISO3200」
 
「暗い場所のISO3200」
 

2013年7月20日土曜日

パナソニック LUMIX DMC LF1 ファーストインプレッション その1


気になっていた「LUMIX DMC LF1」を買った。いや、買ってしまったというべきか^^; 深夜、
Webショップを見て「少し安いなあ」と思っているうちにポチってしまった。

製造数が少なく、納品まで1カ月かかる予定だったものの、約2週間で手元に。現在、試験撮
りをしている最中だ。


「DMC  LF1」











すでに、フルサイズ一眼レフ、マイクロ4/3を2台所有しているのになぜ、LF1を買ったのか?
簡単に言えば、ファインダーが内蔵されたコンパクトなカメラが欲しかったから、ということに
尽きる。

日常のちょっとした記録撮影は、スマホカメラで撮って来た。ところがやはり限界があるのだ。
スマホカメラは、ただシャッターを押すだけなので、露出、絞り、シャッタースピードなどの調
整ができない。その結果、ブレや露出不足などになり、ちょっと不満があったのである。

ただし、積極的にそれに変わるカメラを探していた訳ではない。一時は、GX1を通勤カバン
に入れて持ち歩いたこともある。ちょっとかさ張るので止めたのだが。

まあ、贅沢と言えば贅沢な話で、頭の片隅に、軽くて、まずまずの写りで、持ち歩きが苦にな
らなくて、ファインダーが付いていて等と言う欲求ラインが出来あがっていたのだろう。そんな
時タイミング良く「LUMIX DMC LF1」が発売されたという訳である。

ここのところ、撮影に出た際は、フルサイズ一眼レフ、マイクロ4/3と一緒に持出している。
腰に付けるポーチを買い、これに入れているのでサイズ、重量とも全く気にならない。撮影の
際、公園の看板や風景、雰囲気などの記録撮影に使っている。必要な時、さーと取り出し、
さーと仕舞えるので非常に利便性がよい。ズボンのポケットにも仕舞うことができる。

では、このLF1を「何か良いカメラはないか」と探している人に勧めるかというと、ちょっと難し
い気もする。デジカメの価格が安くなっている中、4万円代(量販店)の価格なので、簡単には
勧められない。

気軽にカメラを楽しむなら、もっと安くてコンパクトなものがある。またミラーレス一眼のモデ
ル末期のものなら、買えてしまう価格なのだ。また、ネオ一眼の高倍率機も買える価格なの
である。となれば、わざわざLF1を買う必要はない。

LF1は、私のように複数台のカメラを使いながら、あるいは使っていた経験から、ファインダー
が内蔵されたコンパクトなカメラが欲しいという需要に応えるカメラと言えよう。かなりニッチ
な需要に応える機種のように思えるのだ。


「その2へ続く」


「デジカメ生活を見る」



「LF1での試写 1」



















「LF1での試写 2」

2013年7月14日日曜日

パナソニック LUMIX DMC-GX1後継機のイラスト 2


海外のデジカメ情報サイトには、後継機のイラストだけでなくGX1とイラストを重ねた下記
の画像も掲載されていた。これを見ると、後継機は横幅がかなり大きい印象を受ける。だ
が良く見るとマウントを中心に重ねているので、イラストの右側はGX1より狭くなっている。
全体としては、GX1より7~8mmくらい幅が広い程度に納まっていそうだ。


「イラストとGX1重ね画像」














GX1後継機のイラストについて、情報サイトには「SONY NEX-7」に似ているとの声が寄せられ
ている。確かに、ファインダーが内蔵されると、かなり似たものになるりそうだ。ただ物まねのよう
に言われると、ちょっと可哀そうである。あくまで、L1とGX1のデザインを融合させた結果なのだ
と思う。


「SONY NEX-7 正面」












「SONY NEX-7 背面」














イラストから見ると、後継機のファインダーは小さく見える。だが、「SONY NEX-7」も背面写真
を見ると意外に小さい。ただ、後継機のファインダーの方が横幅は広いものの、高さが低いよう
に見える。


「LEX-7のファインダー」



ボディからすると、意外に小さいファインダー。実機を覗いたことがあるが、小さ過ぎるとは思わなかった。









「後継機のファインダー」




ちょっと高さが低く見えるファインダー。
 
 
 
さて、実際の後継機は、どうなるだろうか?イラストが本物であれば、後継機は、「SONY NEX-7」
に近い大きさになるだろうと思われる。
 
後継機は、先に流れた情報では、8月末に発表されるとのことであった。ところが、新しく流れてい
る情報では、近日中に海外発表されるという。それが本当なら、もう製造が始まっているのだろう
か。
 
昨年末、満を持して発売されたGH3は、発売当初、製造が間に合わないトラブルがあった。どう
か、後継機はそう言うことが起こらないよう万全を期して欲しい。発売を冷静に待ちたい。
 
 
 
 
「ノウゼンカズラ」
 

2013年7月13日土曜日

パナソニック LUMIX DMC-GX1後継機のイラスト 1


数日前から、デジカメ情報サイトにLUMIX DMC-GX1後継機のイラストが掲載されている。以前
からGX1の後継機の名前は、順当にGX2になるとする説と、これまでにない優れたスーパーな
機種になることから「7」の文字が与えられ、GX7になるとする説がある。

今回のイラストの掲載においても、「GX2」とするサイトと「GX7」で紹介するサイトがある。果たしど
うなることやら。いずれにしろ、パナソニックから正式なアナウンスがあるまで待つしかあるまい。

では、そのイラストを紹介しよう(イラストは、海外サイトより拝借^^)


「GX1後継機斜め正面」


















斜め正面から見ると、グリップは、パナソニックの一眼レフ第1号機の「L1」に似ている。背面の
ファインダーの位置も「L1」と同じ。ただし、正面上部は独自なデザインに見える。


「背面」















「斜め背面」

 

背面から見ると、ファインダーの大きさが正面から見るより小さいことがわかる。ファインダー必
須の私からみると、若干不安になる。これについては、次回に「SONY NEX-7」と比較をしてみ
たい。背面の十字キーやボタン配置は、GX1に似ているが、その点がまた逆に気になる。

それは、後継機は、GX1よりプレミアムな高級路線のはずなので、同じ十字キーでいいのか?
なぜ、GH3のようなダイアルがないのかという疑問である。かなり信憑性の高いイラストだと思う
ものの、この点を考えると、信憑性に不安が出てくる^^


「上面」












上面のボタン類の配置を見てみると、左からモードダイアル(ON、OFFスイッチ)、シャッターボタン
iAボタン、内蔵フラッシュ、ホットシュー、内蔵ファインダー(可動式のはず)だろう。配置上の違和
感はないものの、まとまり過ぎの感じもする。

今回はここまでとして、大きくなると言われている後継機について、このイラストからいろいろ推測
をしてみたい。


「デジカメ生活を見る」


「夏の一時(蓮と噴水)」

2013年7月8日月曜日

富士フイルム「FUJIFILM X-M1」を発表


話は少し遡るが、富士フイルムは、6月25日に人気のXシリーズで最少となるミラーレス一眼
の「FUJIFILM X-M1」を発表した。7月27日からレンズキットが発売され、ボディ単体は9月か
ら発売されるという。

富士のXシリーズは、クラシックなデザインを採用し、往年からのカメラファンに人気を博して
いる。すでにミラーレス一眼として「Pro1」と「E1」が発売されている。


「FUJIFILM X-M1」













そのシリーズに今度は、小型化を図った「X-M1」を投入することになる。「Pro1」と「E1」は他社
のミラーレスより大型で重厚なデザインをしているので、小型なサイズを望む声に応えるため
に「X-M1」を投入するという構図が見える。

実際、私は量販店で「Pro1」の感触を確かめている際、富士フイルムの販促員から声を掛けら
れ、感想を聞かれたので「ちょっと大き過ぎる。もう少し小さければ」と言った記憶がある。

こうした声が、富士フイルムには多数寄せられていたのだろう。「X-M1」はかなり小さくデザイ
ンされているのだ。

実際、その大きさは下記のように、私の愛機「LUMIX DMC-GX1」に非常に近い。重量までほ
ぼ同じなので驚いてしまう。

〇FUJIFILM  X-M1:116.9×66.5×39.0 mm  280グラム
〇LUMIX  DMC-GX1:116.3×67.8×39.4 mm  272グラム

であるので「X-M1」の発表報道でデザインや大きさを見て、私の気持ちはかなり「買うモード」
になっていた。ところが、製品の詳細を見るにつけ、ちょっと冷めてしまった。

それは、ファインダーである。ファインダーがこのボディサイズでは内蔵できないことはわかる
が、外付けファインダーも用意されないのである。

私を含め老眼者は、四六時中メガネをしているわけではない。背面液晶で撮るには、メガネが
必須となり、メガネを掛けることが煩わしいのだ。ファインダーがあれば、視度調整によって、
裸眼のまま撮影ができるのである。

富士フイルムは、ファインダーが必要なら、「Pro1」か「E1」をどうぞ、と言う戦略なのだろうけれ
ども、私の場合デザインは「X-M1」の方が断然好きなのだ。ぜひ外付けファインダーを開発し
て欲しい。

現在、私は「LUMIX DMC-GX1」の後継機に、可動式のファインダーが内蔵されると言う情報
を聞いているので、その発売を待っている。しかし、もし「X-M1」に外付けファインダーが用意
されるなら、選択肢が増えることになる。ぜひ、そうなって私の心を大いに迷わせて欲しいもの
だ。


「デジカメ生活を見る」


「ハス(ティント処理)」

2013年7月6日土曜日

キヤノン「EOS 70D」を発表


キヤノンは、7月2日に現行「EOS 60D」の後継機となる新型一眼レフ「EOS 70D」を発表した。
発売日は、8月29日。しばらくは、「EOS 60D」も併売されると言う。

「EOS 70D」の特徴は、像面位相差AFに位置付けられる新開発の「デュアルピクセルCMOS
 AF」を搭載したことだ。この新AFによって、ライブビュー時のAFが、「ハイブリッドCMOS AF II」
の「EOS Kiss X7」より30%高速化したと言う。


「EOS 70D」












さらに、動画撮影時のAFの追随性が向上したという。これまで、キヤノンのライブビュー撮影
のAFや動画時のAFは、速度が遅いことから評判が悪かった。これで、大幅な進化がされて
いるなら、弱点が潰されたことになり、市場への訴求力が高まることだろう。

「デュアルピクセルCMOS AF」の技術の詳細は、専門サイトの解説に譲るとして、新開発のこ
のCMOOSセンサー(有効約2,020万画素)の基礎性能について、何らアナウンスが聞こえてこ
ないことに、私は少し懸念を持っている。

確かに、最高感度がEOS 60DのISO12800からISO25600にアップされているものの、今やマイ
クロ4/3でも実現されている数値なので、何ら驚かない。

果たしてこの新センサーのダイナミックレンジは?、色の再現性は?など大いに気になるので
ある。と言うのも、キヤノンのセンサーの実力が、下表のように、ここ数年あまり進歩していなく
て、ソニー製のセンサーに遅れをとっているからである。これを見ると、ソニー製と言われてい
るマイクロ4/3のセンサーにも負けている。



「DxO発表のセンサースコア」


















いや、キヤノンは、「EOS 70D」の発表の際には、新センサーの性能についてあえて、説明しな
かったのかもしれない。進化は当り前のことだから、あえて宣伝しない策を採ったとも考えられる。

確かに「EOS 70D」のHPを見ると、「CMOS半導体工程に新しい微細化プロセスを導入。高感
度・低ノイズや幅広いダイナミックレンジを、より活かした表現が可能になりました。」とあるのだ。
このことを信じよう。

センサーの基本性能について一抹の不安抱きつつ、キヤノンユーザーの一人として、「EOS
70D」の成功を見守りたいと思う。


「デジカメ生活を見る」


「蓮(ハス)の花」






2013年7月1日月曜日

オリンパス 「OLYMPUS PEN E-P5」に触った


6月28日、いよいよ「OLYMPUS PEN E-P5」が発売された。「PEN E-P5」は、「OM-D E-M5」
と並ぶ、オリンパスのフラッグシップ機である。早速、量販店へ行って感触を確かめてみた。

「ファインダーを装着したE-P5」















まず、見た印象は「予想より大きい」だった。たぶん電子ビューファインダーが装着されて
いたからだろうと思う。このファインダーがかなり大きく見えるのである。

手に取ってみてみて、「おお!」とちょっと感動した。中身がぎっしり詰まっている感じがしたの
だ。それだけ重さを感じているのだが、不快ではない。これは「OM-D E-M5」に触った時に感
じる上質感と同じである。

不思議なことに、ニコンやキヤノンをはじめ他のメーカーのカメラを触っても、この上質感を感
じない。オリンパスのこれ等の機種だけに感じるのである。たぶん、オリンパスは仕上げの光
沢、大きさ、見た目の質感、重量から演出される「上質感」を創造する「技」を持っているのだ
ろう。カメラメーカーの老舗なので、そうした研究がされていても可笑しくない。

「PEN E-P5」で私が最も注目しているのが最速シャッタースピードを1/8000秒にしてきたこと
である。1/8000秒は、ニコンやキヤノンでも上級機の一部にしか採用されていない。それだけ
コストもかかるし、大変なことなのである。

それがPENの大きさで実現したことは、素晴らしい進歩だと思う。このことによって、カメラが
大きく重くなったのではないかと懸念したがそれは杞憂であった。E-P3、E-P5、E-M5の大きさ
を比較すると下記のようになる。

〇PEN E-P3:122x69.1x34.3 mm(重力321グラム)
〇PEN E-P5:122.3x68.9x37.2 mm(重量366グラム)
〇OM-D E-M5:121x89.6x41.9 mm(重量373 グラム)

この中で、E-P3とE-P5の大きさを比較すると、厚さが約3mm、重量が約40グラムほど増えて
いる。たぶんこれは、1/8000秒のシャッターユニットの所為ではなく、可動式の背面液晶を使
用しているためだと思われる。つまり、「E-P5」は、ボディの大きさを変えずに1/8000秒のシャ
ッターユニットを搭載しているのである。その技術力に拍手したい。

「PEN E-P5」










この他、「E-P5」は、様々な改良がおこなわれている。ピンポイントAFの採用、操作性の向上
には特に進化があるようだ。個人的には、詳細な操作まで確認する時間がなかったものの
概要を操作するだけで、その進化を感じることができた。

量販店には、「E-P5」が数機種置かれていて、触るのに順番を待つ様な状態であったことから、
人気機種になりそうな予感がした。大ヒットした「E-M5」に続く機種になるのか、非常に興味
深い。

個人的には、パナソニックの「GX1」後継機である「GX2?かGX7?か」の発表を待っているの
で、現段階で「E-P5」を手にすることはないが、「GX1」後継機が冴えないものなら、「E-P5」を
手にすることは、大いにあり得る。


「デジカメ生活を見る」


「古民家の情景」